キリスト教保守派地帯はサラ金天国
近く出版される予定の、ユタ大学法学部の研究者たちによる論文によれば、いわゆるキリスト挙保守派が力を持つ米国南西部地帯は、年利にして300%から900%という異常高金利をとる短期貸金業者がはびこる地帯でもあることが明らかになった。(ユタ大学プレスリリース)
これはその地区のキリスト教信者達に、貧困層が多かったという事ではなく、キリスト教保守派が政治的な力を持っているという事、それ自体が原因であると研究者は指摘している。
つまり、彼らの権利意識が、もっぱら金融業者の経営権を重視していて、利用者保護のために法的規制をする方向に働いてこなかったということであるそうだ。
上に掲げたグーグルマップは、キリスト教保守派の政治的影響力を州別に示したものに、ペイデイレンダーと呼ばれる短期高利貸金業者の分布を重ねたもの。ツブツブが高利貸しであるが、一部あまりに密度が濃いので、地が見えるようにそれを除いたマップを添えておいた。太平洋側を除けば、両者の相関が極めて高い事が判ると思う。
昔はキリスト教指導者たちは、聖書の教えに反するとして借金を戒め、高利貸したちを鋭く攻撃していたらしいが、保守層の経済的バックボーンが重工業から金融業主体となって行くに従い、特に問題にはされなくなったらしい。高利貸しと言ったって、要はウォールストリート金融資本の出先機関であるわけで。
実利優先が世の常であるのは当然だし、倫理的な面から言っても、高利貸しなんぞから金を借りるような罰当たりどもを守ってやる必要なんかない、勝手に破滅すればいい、神は自ら助くるものを助く、という事なんでしょうな。まあ、それも一つの見識か。
研究者たちは、キリスト教指導者たちがこの研究結果を見て、聖書に定められた義務として、悪質な高利貸したちを排除するべく立ち上がる事を期待しているそうだ。ちょっと甘いんではない?<Via>



2 月 19th, 2008 at 12:33 AM
キリスト教徒に金貸しが流行っているのは、向こう92年間、借金棒引きの心配をしなくて良いからかも知れません。