札束を一晩マリネすると倍になる
[オスロ発AFP:5月10日]ノルウェイのメディアによれば、あるベトナム人の男性が、特殊な液体に札束をつけておくと価値が倍になると信じ込まされ、総額1万8000クローナ(約3万5千ドル)の金をだまし取られたとのことである。
この件の被告として、32歳のフランス人男性が来週オスロ近郊で開かれる下級審の審理に、今年はじめ無邪気なベトナム人を騙したという罪状で出廷する予定である。
この詐欺事件の被害者について、詳しい個人情報は公開されていないが、被告のフランス人男性に、本物の紙幣と白紙を混和したものを特殊な液体に漬けて一晩マリネすると、翌朝には紙幣が倍になるので、金を預けるように言われたそうである。しかしその翌朝、このベトナム人が倍になった紙幣を受け取りに行ったところ、預けた金もフランス人男性も消えていた。
「被害者のベトナム人男性は、本当にこの紙幣マリネで金が増えると信じていたと申し立てていたが、人がこんな馬鹿げた話を信じられるものなのか、かなり困惑せざるを得ない」、捜査当局者はそう述べている。
3月3日、このフランス人はノルウェイ出国の際に逮捕されたが、その際彼は2万クローナ(約3万9千ドル)を所持していた。被告の弁護人はメディアにこう語っている。「依頼人はアフリカで売るために中古車を買う目的でノルウェイに来ただけで、このような容疑をかけられたことに面食らっている。容疑内容はとても信じがたいもので、まるで正気さを欠く訴追だ」。<引用以上>
以前、南アフリカで呪術を解いてやると言って現金を奪う事件を紹介した事があったが、これは呪術とも疑似科学ともつかない手段で金を増やしてやると持ちかけるもの。ベトナムの人は素直なのかね。それとも旧宗主国の人間が言うことだからと信じてしまったんだろうか。まあ、あり得ない利息を約束するインチキ投資手口も、言ってみれば同じようなものですがね。
一番気になるのが、ベトナム人がだまし取られた額よりも、被疑者が逮捕時に持っていた額の方が多いこと。もしかして、マリネして増えた分?


