カタツムリを用いたメール伝送
以前、カタツムリを用いた高速データ転送という研究論文を紹介したことがあるが、今回はカタツムリによるウェブメールサービスのベータ版が公開されたという話題。
このサービスを提供しているのは、英国ボーンマス大学にある、国立コンピュータアニメーションセンターのビッキー・アイレイ、ポール・スミス両研究員。
彼らはカタツムリの殻にアンテナを内蔵したメモリー回路を取り付け、カタツムリが飼育槽に作られたハードウェアに近づくと、そこからメールサーバーから受け取った情報が転送されるように設定した。
そのカタツムリが飼育槽のある一点に達すると、その情報はメール発信サーバーに送られ、受信者のメールボックスに届く仕組みである。
アイレイ、スミス両研究員によると、この方式によるメール転送は、想像するよりかなり高速であると言うものの、平均スピードなどは明記されていない。彼らの実験飼育槽にはいま3匹のメールエージェントカタツムリがいて、そのうちの二匹、セシルとオースチンは4.61日と4.78日という転送時間を記録しているが、もう一匹のミュリエルは、まだ転送に関わっていないとのことだ。
私も早速メッセージを自分の別メールアカウントに送って置いた。今のところ、届いていないけれど、まだ一時間しかたっていないから仕方がない。あ、日本語メッセージだったんだが、大丈夫かな。興味ある方は、友人、恋人に世界初のリアル・スネイルメールを送ってみよう。
なお、このサービスの正式公開は、今年の8月にロサンジェルスで開かれる、SIGGRAPH 2008という、コンピュータグラフィック関連の国際会議の場で行われるとのこと。



6月 29th, 2008 at 4:23 PM
これ、人間を媒体にゲーム機で実用化済みのような気がした。
商業的にそっち方面にしか応用が利かなさそうなので。