病院へ行こう:入院処置編その2
ふと気付くと、枕もとに妻が付き添っていてくれていた。もう終わったのかと尋ねようとするが、うまく喋ることができない。だめだめ、まだ話すのは無理、気管挿管されているんだから、それに今はまだ処置中なんだし。
まだ処置中?声にはならないが、妻はそれに答える。難航しているみたい、標準処置では不整脈が止まらないんだって。すると、やはり説明にあった右心房内の焼灼を加えることになるのか。打つ手が残っているのは、まだラッキーと考えるべきか。
ところで、どうして君がここにいるのかな?たしか二週間前に、君の葬式をしたような気がするんだが。あなたの入院に重ならないよう、精一杯の配慮をしたつもりなんだけど、その辺に感謝が足らないような気がしてね、苦言ついでにちょっと様子を見に来たわけ。


