こんなものを買った;電気炊飯器
自分の食事は自分で用意しなければならない生活もほぼ板についてきて、さらに家事を深化させるグッズを揃えようと、アマゾンで炊飯器を注文する。
亡き妻は家事についていくつかのポリシーを持っていて、その一つが「炊飯器は使わない」というものだった。ステンレスの五層鍋を使ったほうが、簡単においしく炊けると言うのである。
鍋で炊いてもそう手間がかかるわけではない。中火で吹き上がるまで待ち、その後は弱火にしてほぼ7分、後は火を消して15分ほど蒸らす。それで十分つやつやしたご飯は炊けるのである。
ところが、この方法には一つだけ欠点がある。鍋と蓋の隙間から、ピチャピチャと重湯が吹き出すのである。大きな鍋を使えばいいのかと試してみるが、底のほうにちょっとお米を入れているだけなのに、やはり吹き出しがおこり、ガスレンジの周辺は出てきた重湯で汚れまくる。
台所の管理責任者でなかった時には気もならなかったが、全てを自分でまかなうようになった現在、これはまことに大きな問題点である。そんなわけで、「掃除の手間を減らす」という目的のためだけに、電気炊飯器を買うことにした。
早速アマゾンのページを閲覧するのだが、これがまた予想を超えた高値である。マイコン制御は当然で、IH加熱にくわえ、圧力機能まで追加すると数万円。そういう商品を見てしまうと、衒示的消費の欲望がくすぐられてしまうのも、これまた仕方ないところである。
不思議なのは、道具の大きさと値段が相関しないことで、一人暮らし用の3合炊きと、大家族向け一升炊きの値段はほとんど同じである。その中で、小型で値引率の高い商品があったので、それを注文する。それでも1万7千円もして、せいぜい5千円ぐらいだろうという当初の目論見を大きく上回るものだった。
アマゾンにはご存知のように、ユーザーコメント欄と言うのがあり、この商品は最低の星一つと言う評価であった。そのコメントによれば、「土鍋のうまさを期待したのに、一年で内釜が割れた」という。しかし、商品説明には土鍋なんてどこにも書いてない。ステンレスとアルミでできた厚めの内釜が、普通に使っていて、ぱっくり割れるなんてことがあるだろうか。
どうも、内釜が陶器になっているような製品を買った人が、勘違いして別の製品にコメントをつけたとしか思えない。もしかしたら、意識的に難癖をつけ、評価を下げて安価に放出されるのを期待するという高等戦術なのかもしれない。そのおかげで46%引きで買えたとすれば、難癖コメンター様々といえる。今度、別の商品を買うときに、一度試してみてもいい手段かも。
注文品はすぐに届き、早速試用しているところである。炊いているとき、当然水蒸気は吹き出すが、ネバネバ重湯で周囲が汚れることもなく、まことにスマートにご飯が炊ける。味見すると……、うーん、これは亡き妻のポリシーも揺らぎそう。簡単にそれなりの結果を出せるという点で、一人暮らしには欠かせないグッズであろう。
妙に高価格であるところは、非効率な米作り既得権層の米食至上主義に利用されているだけのような気もするが、この便利さと得られる結果には沈黙するしかない。せっかく減量できかけていたのに、こりゃまた太ってしまうかな。



12月 27th, 2008 at 10:39 AM
奥様のポリシーに異論を唱えるつもりは毛頭ありませんが、味はともかく、タイマーが使えるという点は何物にも代え難いメリットだと思います。特に外で働いている当人が家事もこなさなければならないなら、自動炊飯器を味方に付けない手はありません。
12月 29th, 2008 at 11:27 AM
もう購入なさった様なので、後の祭りですが、
ガスでご飯を炊くのは、「文化鍋」と言われる
鍋の口の所に縁がついてるタイプで行うと
重湯が溢れる事が無く好都合です
(まあ、それ用に作られてるのですからね)
我が家では、本で知った、
一時間水に浸けたお米を
1.2倍の水で強火で焚き、
沸騰したら、中火に落とし
底からチリチリ音がして来たらガスを止め、
蒸らす
と言うレシピです。