トライアスロンな土曜日
久々にハッキリした晴天なので、1週間ぶりに自転車出勤する。朝は早めに出るため、車道を堂々と走るのは私一人。○バ○バ○ギの住人だったころは、レーサースタイルで走っていると、かえって幅寄せされて怖い思いをした。一番露骨な嫌がらせをしてくるのは路線バスで、ダンプの運ちゃんだと、「がんばれよー、買ってやるからなー」などと励ましてくれたりする。競輪選手じゃないんだけど。
この辺のドライバーは理解があるようで、うまく避けて走ってくれる人が多い。通る道が広いのもあるかもしれない。ヨーロッパなどでは、道の真ん中に出てそこに止まっている車のトップに手をかけて左折信号待ちしていても嫌な顔をされることはなかったが、その感覚に近くなっているのかもしれない。ここでその真似をする気にはならんが。
昼過ぎ、仕事を適当に済ませて帰途に着くと、海岸道路はロードレーサーだらけである。適当なスピードの集団をみつくろって、末尾について小判鮫走行に徹する。海風が強かったので、単独走行では25Km/hを持続するのもつらいが、数人の集団に付けば30数Km/hでも楽に走れる。
ただ、ロードレーサーに格好をきめて乗っていても、必ずしも習熟した人たちとは限らないわけで、うまく先頭交代しながら速度を維持することがちゃんとできる集団はそういない。お前が前に出て引け、と言われそうだが、妙なオッサンがMTBでレーサー集団を引いたらさすがに彼らも困惑するだろう。
結局、集団を3つほど切り替え、いつもより10分近く早めに帰宅。スピードは出ても、集団走行にはそれなりのテンション維持が必要なので、独特の疲れ方をするのが欠点。単独持続走行がドーパミン系なら、集団走行はアドレナリン系なのだ。でも、久々のマジ走りになかなかの満足感を覚える。
ちょっと休んでからスポーツクラブにいき、トレッドミル上でバタバタと7kmほど走り、最後は水泳で仕上げ。この水泳と言うのは、チンタラと泳いでいてもあまり運動にはならないもので、やはり多少は本気泳ぎと短時間の休息を組み合わせたインターバル風の練習をする必要がある。
私はチンタラ泳ぎのときは2ビートキックだが、これでは早く泳ぐことは出来ないため、6ビートに切り替える必要が出てくる。私は少々リズム音痴の傾向があるため、これがなかなか難しかった。
しかしあるとき、石川さゆりの「津軽海峡冬景色」を聞いていて、これだと思いついた。この歌は三連符が多用されているので、それに合わせればいい。
うえの はつの やこう れっしゃ ついた ときか ら~
三文字に合わせてタタタとキックし、その間腕をひとかきすればいいわけ。サビの部分ではうまくいかないので、冒頭部か、「ごらんあれが竜飛岬~」の部分を繰り返すことになる。このおかげで50m1分もちで練習するのも、そう苦ではなくなった。ただし、10年ほど前までの話。
さて、久々に三連符演歌泳法で頑張ってみるかな。うーむ、今日はどうももうひとつうまくいかない。8ビートキックになってしまうんだけど、おかしいな。声を出して歌わないといけないかな。
あなたおっていずもざき かなしみのにほんかい あいをみうしなってがんぺきのうえ~
あれれ、歌が違ってたよ。



6月 27th, 2009 at 11:40 PM
いやはや、久々に大笑いしてしまいました。私も津軽海峡冬景色ででクロールではなく背泳ぎの足と呼吸やってみます。
ジェロが初めて演歌を覚えたのは少年時代で、カセットで聞いた美空ひばりの歌だそうですが、その時は日本語は全然分からなかったそうです。今は「あなあをおっていずもざき かなしみのにほんかい~」と滑舌?(カツゼツ)の良さを要求されるような歌を易々とネイティブスピーカーと見まがうほどの発音で歌えるわけです。若いって素晴らしいですね。
そういえば、チェット・ベイカーのCD、近くのツタヤに4枚有ったので聞いてみましたが、彼の歌の中ではマイファニーバレンタインが一番好きでした。他の歌の中には明らかに滑舌が悪い感じの物が多く含まれているような感じで、歯の影響かも知れないと思いました。
因みに今のスピード泳法のクロールの手のかきは伸ばした手を前にぐっと突き出して暫く伸ばす感じにしないで、ビーチボールを抱えるような感じで、すばやく水中をかく動作を始めるようです。スピードは出ますがかなり疲れます。
6月 28th, 2009 at 12:36 PM
いままで読むだけだったんですが、あまりおもしろかったのでついうっかり書きこんでしまいました。
津軽海峡。これはなんか応用できそう。
6月 28th, 2009 at 11:11 PM
自転車やウオーキングでは確かに音楽が鳴っている(前日に聞いたラジオからどれか)けど、言われてみれば水泳でも鳴っている気がします。でも何だったっけ?
そういえば、初めてトライアスロンに出たとき、人の後ろに付くのが反則だって知らないで叱られた事があります。前後と大差がついていたのと、競った相手に負けたのと、自転車が最終種目だったお陰で失格にはなりませんでしたが。
6月 29th, 2009 at 12:21 AM
とにかく長い間泳ぐ、と言うときに頭の中を流れるのはビートルズの”I’m so tired”ですね。
I’m so tired, I haven’t slept a wink
I’m so tired, my mind is on the blink
I wonder should I get up and fix myself a drink
No,no,no.
このけだるいリズムが、チンタラ泳ぎには最適。
これを三連符連続の演歌に変えるのには、なかなかの努力が要りますが、いったんモードが変わると結構頑張れるのが不思議なところ。
トライアスロンのバイクパートは独走タイムトライアルが基準なんですが、それでは自転車競技の醍醐味がなくなるので、現在のオリンピックルールではドラフティングしてもいいことになっています。(アイアンマンタイプでは今でも禁止のはずです)。
そりゃ、ドラフティング可なら、水泳で頑張ったりせずに、気心が知れた連中が一緒に陸に上がるようにしたほうが圧倒的に楽ですわね。
そこで必死に引いて、自転車トップであがったとしても、ランではまずアウトになって、結局小判鮫のコスイ奴が勝つということになり、競技としての純粋性がかなりそがれるのは事実。難しいところです。
7月 1st, 2009 at 3:08 AM
>小判鮫のコスイ奴が勝つ
それって最近の距離スキーがそうですよ。以前は全て五月雨式のスタートで事実上のタイムトライアル(速い選手の直前だと得はするけど)だったのに、テレビの要請で一斉スタートが主流になって、毎回セコい人が勝つようになって(瀬古と宗兄弟の戦いみたいなもの)ちょっと面白く無い。50キロなんて、やっぱり単独で黙々と速い人が優勝に相応しいと思うのですがねえ。結局、オリンピックでドリフトOKってのも、そういう部分があるのではないでしょうか。