G.グールドの服薬内容
グレン・グールドの生い立ちや作品群、そして奇矯で知られた生活について、ドキュメンタリーや再現ドラマを交えて紹介する映画、”Thirty Two Short Films About Glenn Gould“「グレン・グールドについての31のショートフィルム」というレアものDVDを貸してもらった。1993年にBBCが製作したものだ。
日本では発売されなかったらしく、中古輸入VHSで買えるだけ。以前に、グールドのボックスCDを買ったとき、おまけとして彼がホスト出演していたカナダのTV番組の抜粋ビデオがついていて、それがなんともグールドのイメージから離れたものだった。何せ、突然彼がマーロン・ブランドの物まねを始めたりするのである。これはもっと見たいものだと、元の番組ビデオが手に入らないかと頼んでいたのだった。
結局手元に届いたものはぜんぜん違うもので、字幕はないし、フランス語もまじっていて何を言っているのかほとんど判らんのだが、グールドの奏でる曲をうまく使って全編をおしゃれにまとめたものだった。天才ゆえに自分をギリギリと冷たい狂気に追いやっていったが、基本的にはユーモアと人間味にあふれた人であった、と言うようなまとめ方である(と思う)。


