医療従事者の悪ふざけは許されない?
英国ウィルトシャー州スウィンドン市の総合病院の救急病棟スタッフ18名が、夜勤の際に病院のあちらこちらでうつ伏せに寝転がった写真を撮り合い、それをFacebookにアップロードしていたことが発覚、メンバーのうち7名が停職となっている。(夕刊紙サンより。写真はこの事件とは関係ないというコメントあり)
医師と看護師からなるこのグループは、救急カートの上や、ヘリポートに伏せ寝している姿を写真にとってFacebookの「スインドン秘密救急科グループ」というサイトにアップロードしていた。
同僚からの通報でこれが管理当局に知られることになり、これらの写真は削除された。メンバーたちは今年初めからFacebookに写真をアップしていたが、次第に競い合って、特別な場面での写真を撮ってアップするようになっていたという。
院長のアルフスロートン医師はこう語る。「専門職にはあるまじき行為のために、数人の当事者を停職にしたが、患者を巻き込んではおらず、治療行為がそれでおろそかになったわけではない点は満足している。当院は職員に高い行動基準を要求しており、このような愚かな行為を深刻な問題として受けとっている。
患者や他の職員の信頼を回復し、これが例外的なものであることを示す必要がある。事実関係を速やかに調査した後、7名の停職者たちは懲罰委員会にかけられることになる」。(要約引用以上)
サン紙のオンライン記事にはコメントできるのだが、今のところアップされているコメントのほとんどが、「どこが問題なの?」というもの。いいじゃん、バカな行為であるけれど、仕事ちゃんとやって、ちょっとしたジョークをやってるだけでしょ?というはなはだイギリス的なものがメイン。
数少ない批判的なものは「ヘリポートなんかに寝転がって、妙な虫でも拾ってきたらどうするつもりだ」という、ちょっとピンぼけコメントのみ。あなた、病院の夜勤者が仮眠させられる環境知ってれば、まだヘリポートの方がマシだと思うよ。
コメントはそんな具合にはなはだ健全なものが多いのだけれど、しょうもないゴシップ記事ばっかり載せる大衆紙にしては(だからこそと言うべきか)、妙に過剰な倫理を言い立てている印象があるのが気になる。まあ、関係ないジョーク写真を据えるところなんか、そう本気で責め立てているとは思えないが。
これが日本なら、三大紙が口を揃えて、鬼の首でもとったように、医師や看護師を非難するんでしょうなぁ。



9月 13th, 2009 at 12:00 PM
自分が犯罪まがいの事をやっても、自らを糾弾する事は無いマスコミが責任なき権力の象徴として君臨するこの国って、どうなんでしょうね。あ、そういや、民主党もそれに近くなりそうで不安ですな。
9月 13th, 2009 at 9:16 PM
「違法性はなくても世間様が許さない」ですね。
9月 14th, 2009 at 6:04 PM
これが日本の病院での出来事であったら
ネット上では「欧米なら当局も笑って看過するセンス・文化があるのに!」という一大斉唱が巻き起こるだろうと思います
TVや市井の雑談においては「まあ、多少のお灸はしかたないんじゃないの。どうでもいいけど」という感じか
9月 16th, 2009 at 2:13 AM
vebmaster氏に置いては、これを勤務先の病院でやる事は考えておられないのでしょうか?
恐らく、世界各地で似たような事を始めればタブーでなくなる気がするのですが。ま、始めの数カ所では結構処分が大変だろうけど(でも、これを人手不足の産婦人科でやったら処分出来ないんじゃないかなあ、どうだろう)
9月 17th, 2009 at 9:53 PM
>これを勤務先の病院でやる事は>
さすがに考えておりません。この手のはしゃぎ行動がとれるのは、せいぜい卒後数年までですね。