有名人の知り合いを装うのはやめたほうがいい
他者に自分を印象づけようとして、有名人とのつながりを強調すると言うのはよく行われる戦術の一つである。著名な人との密接な関係を主張することで、その人の本来の能力や魅力以上のものが相手に伝わるに違いないと人は期待するのだが、果たしてこれは効果的な戦術なのであろうか。
チューリッヒ大学の心理学研究者によると、この「有名人と知り合い」戦術(英語では”name-dropping”と言うそうな)は無効であるばかりでなく、その人本来の好印象の可能性をも損なう悪手であるという。
研究者たちは被験者となる学生たちをランダムに二群にわけ、それぞれに違うバージョンのメールを送った。一つはメールの送り手がテニス選手のロジャー・フェデラーの熱心なファンであると自己紹介するもの。もう一つは自分はフェデラーの親しい友人であると言うものである。それぞれのメールを受け取った被験者たちとの面接の後、その際の第一印象を聞き取り調査し、結果が分析された。


