寝耳に津波
土曜日の昼ごろから、なぜか全身にジンマシンが出てしまい、あまりの痒さに仕方なく、セレスタミンという抗ヒスタミン剤とステロイドの合剤を飲んでしまった。私は昔から抗ヒスタミン剤に無茶苦茶弱く、例えば花粉症用の点鼻薬を使っても激しい眠気に襲われるのだ。
風邪で病院にいくとPL顆粒と言う、抗ヒスタミン剤とアセトアミノフェンの混ざった薬を処方されると思うが、私があれを一包でも飲むとひどい眠気とめまい感に襲われ、二日は確実に寝込んでしまう。風邪で寝込む以上のダメージなので、決して飲まないようにしている。
ところが、あれをやたらに欲しがる人はいるんですよね。自分で処方しながら、大丈夫か?と言いたくなるぐらい。それでも、全身にブツブツが出まくり、痒みが耐え難い今回の場合は背に腹は代えられない。実際にブツブツが激しいのはお腹の方で、背中はそれほどではない筈なので、この言い回しは微妙に間違っているのだけれど。
土曜日の午後二時ごろ飲んだら40分ほどで眠気が出てきて、耐えられなくなって寝床に潜り込む。ステロイドだけ飲めばいいようなものだが、あいにく手持ちがない。気がつけば真夜中、それでも眠気は収まらず、トイレに行ってまた眠る。痒みだけは消えているのが有り難い。日曜日も朝はしゃんと起きられず、適当に眠気まなこでパンを齧り、再び入眠。
そうしていたら、やたらに外が騒がしい。パトカーや消防車のサイレンや鐘の音が行き交っているのである。ははん、日曜日なので暴走族でも出ているのかなとおもったが、消防車の音がするのが解せない。そうこうする間にまた眠りの世界に引きずり込まれる。もしかしてこのサイレンは入眠時幻覚なのかな、と思ったが、それにしては現実感がありすぎる。
夕方になってようやく眠気から覚め、昨日アップしたワンディッシュディナーなんぞを作り出したときには、既にサイレンの音は静かになっていた。結局なんだか判らぬまま、またも早めに就寝。朝起きてネットニュースを見て、初めてチリで大きな地震があり、その影響で津波警報が出ていたことを知る。
うちのすぐ裏に防災放送のタワーが立っているんだけれど、そんなの一言も知らせてくれなんだなぁ。もしホントに津波がやってきたら、私なんか寝たまま水底に引き込まれていたんだなぁ。天災は常に理不尽なものとして立ち現れるものだが、その理不尽さすら認識出来ないままにこの世界から退場を迫られるのは、僥倖なんだろうか不幸なんだろうか、なんだか複雑な感情にとらわれた月曜の朝なのだった。



3月 1st, 2010 at 10:36 PM
夢うつつのままに入滅できるなんて、もう絶対に幸せなシチュエーションなのではないかとも思えたりして...
3月 2nd, 2010 at 11:17 PM
うつ病から抜け出せないような僕には蠱惑的なシュチュエーションですな。まあ、実行はしませんので、警察その他の関係機関の方はご安心を。
3月 3rd, 2010 at 3:05 AM
豚肉を食べて30分以内に運動すると激しい蕁麻疹がでます。自業自得なのでじっと我慢するのですが(約3時間で引く)、それでも繰り返してしまう僕が、、、、
防災タワーから放送が無かったのは、そこまで危険な津波ではなかったかれででしょう。ハワイで2mだっけ? その段階で予想はつくし
3月 3rd, 2010 at 8:39 PM
24時間近くテレビ画面の1/3が日本地図に占領された
という一大イベントを見逃すとは
3月 3rd, 2010 at 11:12 PM
4人そろって不謹慎な書き込みなような気もするけど、一番不謹慎なのが自分だから、何をかいわんやというやつなのかな。いつぞや、申し上げましたが、僕は現在福井県あわら市在住、管理人さんは関東らしいし、ネットは距離とか関係なく関わり合いが持てる、その点は大いに僕にとっては有益だなぁと、今更思ってみたり。