iPadの日々
iPadを手に入れたはいいが、やはり危惧したとおり、個人的にどう使うのかと言う問題が基本的にクリアされない。寝床に入ってからちょっとウェブを見たり、メールを再確認するのはGoogle携帯で用が足りる。
診療中に薬の情報を調べたり、病気の説明を画像で説明したりするのには、画面の程々の大きさと携帯性が両立しているiPadの便利さは際立っていて、かなりの有用性を感じさせる。しかし、自腹で仕事用のデバイスを用意したと言うのは、どうもあまり気分が良くない。
買ったばかりの時に早速ダウンロードした「白鯨」も数行読んだところですでに挫折。講談社文庫版の翻訳では、「イシュメール、これをおれの名としておこう。」という、なんか叙述トリックを示唆するような出だしだった筈なんだが、英語では”Call me Ishmael”というだけで、「イシュメールと呼んでね」という単純な呼びかけなのである。
翻訳で読んだときはえらく陰鬱で回りくどい雰囲気だったのに、原文はかなり軽い。あんな風に重々しくしないと、日本人には「神との闘争」という主題が伝わらないのかもしれない、そんなことを様々に考えていたら、数行めで放り出すことになったというわけ。
今のところ、個人的にかなり気に入っているのが無料アプリのCat Pianoである。三種類の猫の鳴き声をサンプリングした、1オクターブのキーボードが使える。これにうちの猫が面白いように反応してくるんですわ。退屈そうにしている時、鳴らしてやると部屋中跳び回ってはしゃぎだし、最後はiPadに猫パンチを食らわそうと、必死の努力を展開する。正しく、彼女にとっては「魔法のようなデバイス」であるようだ。
それにしても、値段の張る猫じゃらしではある。



5月 31st, 2010 at 10:18 PM
おばーちゃんちの三代目のワンコは僕のラジコンカーに戦いを挑んでいました。
いえその、詩とか、日本語で見事な文語体で訳されているものを原書で読むと拍子抜けすることもあるので、これは母国語というものの持つアイデンティティーではなかろうかと。
いやいや、英語での韻の踏み方とかは大いに勉強になりますが。
読んでもちっとも面白くないのねw
6月 2nd, 2010 at 4:50 AM
英語等は表音文字、日本語等は表意文字の違いですかね。
確かにアングロサクソン系の韻はおもろないですね。