インチキ・キッシュ
地中海系ワンディッシュディナーを目標としてきた昨今であるが、さすがにバリエーションが乏しく、ピザとパスタばっかりではもう一つだと言うことで新しいレシピに挑戦してみた。
私はスーパーの特別セールには殊の外弱く、30%引き、なんてシールが貼ってあると手もなく乗せられ、いりもしない食材を買ってしまう悪い癖がある。賞味期限がとっくに過ぎたベーコンとか、ソーセージ、冷凍野菜を一気に処理しようと、キッシュを作ることにした。
要は炒め物を卵とじにした洋風茶碗蒸しであるが、簡略化が容易なのと、入れるものによってはそれ自体で主食+副食になるのが手抜きで良い。今日使った材料は冷凍ホウレン草とベーコン、あらびきウインナ、玉ねぎにジャガイモである。
ホウレン草を解凍しておき、ベーコンを短冊に切り、ウインナは好きな大きさに輪切り。玉ねぎは櫛、ジャガイモは小ぶりのやつを6分の1ぐらいの大きさに切っておく。それらをオリーブオイルでさっと炒め、塩コショウで軽く味付け。それを耐熱皿にいれ、適当な量の卵+生クリーム+溶かしたブイヨンをかき混ぜたものを流し込む。ピザ用のチーズを散らし、200℃程度のオーブンで20分というところであろうか。本当はパイ生地で台を作るのだが、面倒なので省略。
放っておくと痛むかと、余った食材を一度に処理しようとしたので、ほぼ数人前の量になってしまったが、よくしたもので、久々に娘が帰ってくるという連絡が来る。明日の朝食にも使い回せばなんとかなりそう。うまく保存すれば、明後日の弁当おかずにも流用出来そうだし。
キッシュを初めて食べたのは、たしかニュージーランドの定食屋だった。もう30年近く前になる。ホウレン草と刻んだベーコンだけの素朴なもので、あまり美味くないパンと大量のミルクがついてきた。英国料理の伝統を強く引きずるニュージーランドは、新鮮なシーフードや肉類に恵まれているのに、それをわざわざ不味くしたような料理ばっかりだったが、そのキッシュはまずまずだった。まあ、作り方からして大きく外しようがない。
それから何回か自分でも作ってみたが、ホウレン草とベーコンは入れるものだと勝手に信じていた。別にこだわることもないのに。久々に作ってみて、やはりその二つは欠かせないような気がしたというか、その二つを一度に処理できる料理ということで思いついたわけだけど。



6月 13th, 2010 at 10:39 PM
弁当の安売り競争が激化していますが、一人分の料理を作るのは不経済ですね。もし私が独身だったら朝はコーヒー、昼は安売り弁当、夜はメインのおかずが7時以降スーパーでよくやっているお惣菜の値引きセール品になりそうです。
私がは初めて食べたキッシュは、20年ぐらい前に海外赴任帰り(サウジアラビア)の友人が作ってくれたものでした。その後時々手抜きキッシュもどきを作る様になりました。炒めた玉ねぎとかほうれん草とかハムとか適当に放り込んで塩コショウ+αで味付けして、面倒な時はフライパンで蓋をしてチーズ抜きで焼きます。(笑)
キッシュは元々フランス、アルザス・ロレーヌ地方の郷土料理らしいですが、ニュージーランドで食べるキッシュは多分日本で韓国風お好み焼きのチジミを食べるような物かもしれませんね。