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[2059] 脳科学の「神話」ご注意 投稿者:西大路 投稿日:2010/01/23(Sat) 22:04  

 世は空前の脳科学ブーム。タイトルに脳のつく書籍は、この5年間で3000冊以上も出版された。しかし、脳に関する気になる話は、研究結果を拡大解釈した俗説も少なくない。
 経済協力開発機構(OECD)は、こうした俗説を「神経神話」と呼ぶ。典型的な例として「〈論理的な左脳〉と〈創造的な右脳〉」というような単純な区分けと、3歳児までに豊かで多様な刺激を与えた方が頭が良くなるという「3歳児神話」の二つをあげる。
 テレビゲームをやり続けると、子供がキレやすく反社会的になるという「ゲーム脳」も、神話のひとつ。「前頭葉で脳波のアルファ波が増え、逆にベータ波が激減するパターンは認知症と一緒」というのが根拠で、教育関係者らに広く支持された。しかし、「脳科学の真実」という著書もある坂井克之・東京大学准教授(脳科学)は「ベータ波はリラックス時にも減る。結論が先にあってデータを使っただけで、脳活動のデータが何を示しているのかの判断は難しい」と批判する。
 読売新聞2010年1月23日17時38分
第一段落を引用、まあ今更ですが森昭雄さんどう反論しますかね?

http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20100122-OYT1T00980.htm


[2058] Re:[2056] [2055] [2054] [2053] 東アジアの100冊 投稿者:元院生 投稿日:2009/11/21(Sat) 20:57  

> 精神病理学の分野ではまるっきり「急速な進歩」はしていない

ありゃ、そうなんですが。ちょっと意外です。効く薬が出ているって印象だったけど。
廣松渉って学生時代に読まされかけて、結局読まなかったけど、先輩がゼミのレポートでレジュメを作って説明してました。
>同工異曲で適当にでっち上げるネタ本
ああ、それなら読んでみても良かったのかも。


[2057] Re:[2056] [2055] [2054] [2053] 東アジアの100冊 投稿者:webmaster 投稿日:2009/11/20(Fri) 21:37  

やはり100冊の中に選ばれている廣松渉って、かの池田信夫センセが信奉してるんですねぇ。本人のブログに書いてあった。あの人は■●派のシンパだったという話を聞いた事があるので、廣松渉を読み込んでいたというのはかなり意外。

廣松渉という人は、ハイデッガー理解を通してマルクスを読むという、ごたまぜ理論が持ち味で、おかげでサッパリ理解できなくても、なんかかなり沢山の思想に触れたような誤解を与えてくれたものです。

教養部の頃、社会人文系のレポートを同工異曲で適当にでっち上げるネタ本として最適だった。そんな意味で 東アジアの100冊 に選ばれたってわけではないでしょうね。

http://blog.goo.ne.jp/ikedanobuo/e/d92cfaade3eaeddc0809a5208048362a


[2056] Re:[2055] [2054] [2053] 東アジアの100冊 投稿者:webmaster 投稿日:2009/11/20(Fri) 21:33  

少なくとも、精神病理学の分野ではまるっきり「急速な進歩」はしていないので、あれはあれで良いのかもしれません。

ラノベの時代にはドストエフスキーなんぞ要らん、というものでもないように。


[2055] Re:[2054] [2053] 東アジアの100冊 投稿者:元院生 投稿日:2009/11/20(Fri) 20:43  

早速の解説を有難うございます。

>60年〜70年代のはやりをリバイバルさせたいのか?と思うようなのばっかですねぇ。

同感です。古典思想という意味では(学生時代に)読んでも面白いかもしれないと思うけど、急速な進歩を告げる医学分野で40年前の本を持ち出されてもねえ、ってのが正直な所です。


[2054] Re:[2053] 東アジアの100冊 投稿者:webmaster 投稿日:2009/11/20(Fri) 09:44  

中井久夫氏はWikipediaに項目が立てられるほどの異能の持ち主です。ギリシャ詩の翻訳で文学賞を貰い、ウイルス学者として多くの業績を立てながら、精神医学に翻身するするという経歴をみても、その通常ならぬ能力が判るというもの。

もちろん精神医学業界でも心酔している人は多いのですが、正直言って、私はそれほど評価しません。この方の精神医学での業績は、いくつかの心理テストの提案と、「分裂病と人類」に典型的な、思いつき系の啓蒙読み物だけです。もちろん、結構おもしろいが、文化人の戯言以上のものではないと私は思っています。

「分裂病と人類」の内容を一言で言うと、「分裂病素因は人類の進化に必要なポジティブなものだった」ということ。狩猟生活では、周囲の状況のちょっとした兆候に敏感である必要があり、そうした兆候過敏性の必要がなくなってくると、疾患として取り残されたというような内容です。

分裂病素因が進化に役立ったかどうかは実証不可能なのですが、確かに、平衡状態をブレイクスルーしようとして失敗した例としてみると、わかりやすい場合も多々あるのは事実。ただ、その程度の直感だけでは何を言ったことにもならず、治療的な姿勢に役立つとも思えません。

中井氏は他にも分裂病の発症や増悪過程の観察で新機軸の視点を提起しておられるのですが、私にはそれ程さえたものとも思えず、自分の感覚とはかなりずれを感じます。最近の記事(分裂病者の時間体験)で紹介したK.Conradの簡潔なシェーマのほうがよっぽどすっきりしている。

中井氏自身はおそらく双極性障害の素因を持っておられる方で、あのあふれる能力があれば、驚異的生産性と更なる展開に向けた内省として、多少の病状など手綱をとって表現してしまうんだなぁと感じる次第です。もちろん、それが「役立つかどうか」はまた別のこと。

一部つまらぬ誹謗にとられても仕方のない邪推が混じっておりますが、お許しのほどを。

それと、「東アジアの100冊」って少なくとも日本の本について言えば、60年〜70年代のはやりをリバイバルさせたいのか?と思うようなのばっかですねぇ。キョービ、丸山真男やら吉本隆明なんか読んでどうするのだ、という感じ。進化の経路で袋小路に入り込んだ種の研究のつもりかな。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B8%AD%E4%BA%95%E4%B9%85%E5%A4%AB


[2053] 東アジアの100冊 投稿者:元院生 投稿日:2009/11/20(Fri) 01:18  

とか言うのに
中井久夫氏の分裂病と人類ってのが選ばれたそうだけど、それって一体なに?  ってのが普通人の感想なので、ここはwebmaster氏に説明して頂けるとありがたい。
http://www.mainichi.jp/select/world/news/20091119k0000e040069000c.html


[2052] Re:[2051] (笑)広告 投稿者:元院生 投稿日:2009/11/07(Sat) 22:43  

幽霊がいる事にした方が便利な事はありますよ。
(1)幽霊と騒ぐ人を精神疾患予備軍(risk group 1)として看做す事で将来の発病時の対策が或る程度打てる
(2)理屈で考えると20ぐらいのステップのある現象に対して、とりあえず『こういう状況の時には幽霊がこういう悪さをする』
という風に実務的に事故予防が出来る
(3)理性だけに頼ると疲れている時に失敗するので、その時の保険として、幽霊的な直感も判断材料に入れておくと失敗が少なくなる。

うーん、除霊の意味はないなあ。


[2051] (笑)広告 投稿者:西大路 投稿日:2009/11/06(Fri) 22:45  

トップページの広告の中に除霊云々とかいう噴飯ものサイトがあったや^^。幽霊がとりついたとか何とか云う人がいたら精神科か、脳神経科等受診すること進めるよな、普通。少なくとも僕はそうするな。それに僕は浄土真宗門徒で仏教徒のはしくれなので幽霊とか信じてないからなぁ。


[2050] 無題 投稿者: 投稿日:2009/11/03(Tue) 18:22  

少し体調不良気味で返事が遅くなりました。
ごめんなさい!

>元院生様

まだプレゼミでそこまで本格的な授業になってはいないんですよ。
でもおっしゃるとおりです。
自分はいろいろな方の意見を参考にしたいですのでまったく問題はありませんよ。

笑いに関しては、以前笑うのは人間だけで、ゴリラと人間の違いはそこだけだ、というような台詞をきいたことがあり、じゃあ人間社会から笑いが消えたらゴリラの社会と同じようになるのかなと思ったことがきっかけです。
個人的にはあまりTVも見ないですし、いわゆるお笑いも見ないですが笑うことは嫌いではないし。。。とボーっと考えてたら、社会の中における笑いってなんだろうなと思い始めました。当初面白いから笑う笑いと、社会的な意味での笑いに分類しようかと思いましたが、社会的な意味のない笑いというのは存在しないんじゃないかな、と・・・
笑いに関してはこのくらいしか考えていません。

>webmaster様
冴えないどころか僕にはまったく新しい視点です。
となると都市伝説の分類とその構造分析は把握する必要がありますね!
ネットの登場発達がどのように都市伝説へ影響を及ぼしたか、面白そうです。

明日教授へ相談に行こうかと思います。
また進展を書かせてください!


ありがとうございました!


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