血糖値を下げるのに、玉ねぎがとても効果的と言うことをご存知でしたか?
糖尿病の病院食には、玉ねぎを多く使ったメニューが採用されています。
玉ねぎはレパートリーが多いだけでなく、安価な値段で購入できるのもメリットです。
万能の野菜だと言っても、過言ではないでしょう。
この万能野菜の玉ねぎを使って上手に血糖値を下げるには、どうすれば良いのでしょうか。
玉ねぎが血糖値を下げるメカニズムと、その成分や効果などを見ていきましょう。
合わせてお勧めのレシピや注意点なども、紹介していきたいと思います。

・玉ねぎは色んな体調不良を改善しやすくなる

タマネギは、体のあらゆる症状に良い影響を与えると言われています。
糖尿病に対しての効果は、1923年カナダで行われた実験により実証されました。
糖尿病の患者さんは玉ねぎを摂取している人が多く、その内の80%が血糖値の上昇を抑えられたというデータも残っています。
その正体となる成分が、イソアリインと言う成分です。
玉ねぎを切ると目に染みたりするのは、その成分が大きく関係しています。
この成分が役立つ血糖値降下作用は、普段から常に働いているわけではありません。
体内に多くの糖が取り入れられた時、行われる働きになっています。
そのため、玉ねぎをたくさん食べすぎて低血糖を起こしてしまうと言う心配もありません。
このような理由から、玉ねぎは糖尿病の方や血糖値で悩む方に多く食べられているのです。

・切り置きをして生で食べるのが効率的

玉ねぎの効果を最大限に生かすのであれば、生で食べましょう。
玉ねぎを生で食べると、少し辛味を感じる場合があります。
この味を嫌う人は、水でさらして辛味成分をなくしてしまう人もいるかもしれません。
血糖値を意識するのであれば、水でさらすのは逆効果でしょう。
水でさらしてしまうと、血糖値に効果的な栄養分が流れ出てしまうからです。
このままで食べても充分効果はありますが、さらに栄養を増やしたい場合は切り置きをお勧めします。
玉ねぎをお好きな形にカットした後、10分から20分置いておきましょう。
こうすることで、栄養が倍に増えると言われています。
毎日生の玉ねぎをこまめに食べたい方には、酢玉ネギがオススメ。
作り方はとても簡単で、薄くスライスした玉ねぎをお酢と一緒に瓶に入れて漬け込むだけです。
隠し味に塩や蜂蜜を入れると、子供でも食べやすい味に仕上がります。
そのまま食べても美味しいし、サラダやお肉料理に乗せるのも美味しいでしょう。
ただし、蜂蜜は大量に使わないでください。
糖質過多になって、玉ねぎの効果が無くなってしまいます。
隠し味として、ほんの少し使う程度で抑えましょう。

・大き目に切って調理するのが高血糖を防ぐポイント

玉ねぎを食べる時に注意してほしいのが、量と調理法です。
血糖値の上昇と食物の消化スピードには、深い関わりがあります。
そもそも血糖値の上昇は、体内の栄養を吸収することによって起こる現象。
そのスピードが早ければ早いほど、数値が高くなるというデータも残っています。
つまり血糖値を上げないためには、消化スピードが遅くなる方法で調理しないといけないわけです。
どうすればいいかというと、答えは簡単。
玉ねぎを、スープやみじん切りにして食べないようにすればいいのです。
煮込んだり炒めたりする時は、少し大きめに切って固めに調理しましょう。
タマネギは加熱に強いうえ、栄養素の含有量も変わりません。
一方流れる水にはとても弱く、あっという間に栄養素を流してしまいます。
水にしてもお湯にしても、流す行為に弱いということを覚えておきましょう。
タマネギは、調理法を間違えると効果が半減する可能性も否めません。
何故なら、玉ねぎにはとても多くの糖分が含まれているから。
間違った調理法を続けていると、ただ糖分だけが体の中に蓄積されていきます。
血糖値を目的として食べるなら、なるべく大きくして生に近い状態で食べる必要があるということを覚えておいてください。
調理法と並行して、量にも気を配りましょう。
どんなに多くても、4分の一程度で留めておくことがベストです。

・まとめ

玉ねぎは血糖値の上昇を抑える以外に、ダイエットにも効果的だと言われています。
栄養素を効率的に摂るなら、切り置きをして生で食べるのが1番です。
しかし、苦手な方は無理せず加熱して食べることも考えましょう。
調理する際には大きさにも気を配り、高血糖にならない工夫をするのもお忘れなく。
色々な体調不良に役立つ玉ねぎですから、美味しく毎日食べ続けていきたいものですね。