ハダカデバネズミは癌にならない
「米国科学アカデミー紀要」の最新号に、”Hypersensitivity to contact inhibition provides a clue to cancer resistance of naked mole-rat.”(ハダカデバネズミの癌抵抗性は接触性細胞抑制の過敏がカギ)という論文が発表されている。
全くの門外漢なので、見当外れの理解をしているのかもしれないが、ざっとその背景も調べてみると、極めて興味を引かれるものだった。まず何よりも「ハダカデバネズミ」というインパクトあふれる名前。なんか『デバ』というのがマズいらしく最近は正式名を『ハダカモグラネズミ』にしたらしい。いずこも同じ言葉狩りですな。
画像検索で調べたら、Fallout3という核戦争後未来社会を舞台にしたゲームにでてくる雑魚キャラのひとつだった。こんなのが巨大化するとヤだね。それはとにかく、この種にはいまだかって、癌だけでなく、腫瘍というものが発見された事が無いのだと言う。そこで、彼らの癌抵抗性の原因を、いろいろな研究者が探っているわけ。
ウィキぺディアで調べたら、この連中はアフリカの一部に生息しているだけだが、「哺乳類では数少ない真社会性の社会構造を持つ」動物であるという。つまり、蟻とか蜂みたいに、女王と限られた数の雄だけが生殖し、他のメンバーは彼らが住む長いトンネルの維持とか、食料調達だけをやるという。それらの個体は生殖能が抑制されているが、そのメカニズムは今のところ不明らしい。



