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医学都市伝説題字
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Archive for the ‘医学・科学一般’


医者は字がヘタというのは本当か?

医師は字が下手だというのは、よくジョークの題材にされる。実際、これを事実だとする研究論文もいくつか存在している。

この研究の嚆矢となったのは、1976年、メディカル・ジャーナル・オブ・オーストラリアに投稿されたH・ゴールドスミスの論文である。そこでは、多数の医師と非医師の手書き文字を比較する手法がとられた。

著者によれば、「これらの調査で医師の書いた文字が下手くそなのは明らかで、非医師との差は明白であった」という。

一方、これを否定する研究も存在する。1994年、米国インディアナ、ミシガンとバージニアで行われた調査は、内科医の書いた文章と、タイプ打ちされた同じ文章を読む時間を比較するというものだった。

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男はみんなオッパイ星人

フリードリッヒ・シラー大学生物学的臨床心理学講座研究者たちによる論文、「特定身体部位を見つめる際の男女差について(”Gender Differences for Specific Body Regions When Looking at Men and Women”)」抜粋より。<元論文(PDF)>

「本研究の目的は、男女の身体を見つめるパターンの男女差を実証することにある。被験者*は男女30人の正面全身写真(着衣)を提示され、視線追尾装置でその注視点の移動パターンが記録される。

その結果、男女ともにまず対象の顔を見るが、その後には、男性の場合は対象が女性の写真である場合、より早く、かつ長くその胸を見つめる傾向が顕著であったが、女性が男性の写真を見る場合はその足に視線が移動する傾向が見られた。

これらの観察結果は、人間が他者のどこを注視するかという重要な側面を明らかにしただけでなく、部分的には、その性差についても重要な所見を示したといえる。」

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クリントン前大統領の心バイパス術後認知障害

食事療法と運動療法を基本にした医療を提唱している(しかも、結構な額の短期指導ツアーも提供している)マックドゥーガル医師のブログより。

「現世代のもっとも知的な政治家の1人で、そのウィットと魅力、外圧の元でもなお穏やかな態度を保っていた事で知られるビル・クリントン元大統領が、2004年9月に心臓バイパス術を受けて以来、人格の崩れを進行させているのは、スピーチやインタビューの際などの奇行や失言をみても、明らかな事実である。

モニカ・ルウィンスキー嬢との不適切な関係が露呈し、世界中から非難されても、彼は政治的指導力を失うことはなかった。ところが今、彼は妻の大統領戦キャンペーンのインタビューでは、質問者にすぐに当たり散らし、単純な事実関係を取り違え、人種的中傷を平気で語る。誰もが彼の精神的・情緒的な衰退を感じているが、医学専門家は誰もその原因を語ろうとせず、援助しようともしない」。
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3と8を書くと気持ちが悪くなる

世界のナベアツ

近代脳神経科学は、脳機能障害に起因する症候学を、様々な形で蓄積してきた。しかし、それらによって人間活動全般を支える脳機能の全般に関わる障害が捉えきれているとは言えず、なお個々の症状を記載するに止めざるをえない場合も存在する。

我々は古典的神経症機制によるものとも、脳器質的な障害による知覚障害とも判断できない訴えのある症例に接する機会があった。ここにその詳細を提示し、症候論的、病因論的な考察を加えたい。

症例は60歳台前期の男性で、症状を自覚したのは数ヶ月前からである。男性はある製造業生産ラインの管理をしており、一日の仕事を終えた際に報告書を記入する。その際に生産量の数字を記入するのだが、3、5、6、8、9のように、丸みをもつ数字を書こうとすると違和感が出るのを自覚するようになった。
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ドルフィンセラピー:怪しいデータ・怪しい効果

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<Anthrozoos:Sept 2007収載論文抜粋より>イルカ介在療法”Dolphin-Assisted Therapy (DAT)”はある種の疾患や発達障害に対する治療的選択として、次第にポピュラーになりつつある。飼育されたイルカと一緒に泳いだり、触れあう機会を得ることで、治療効果を期待する、というものだ。

しかし、この治療的介入活動の有効性に対して、信頼できる科学的根拠が欠けているという指摘がなされている。本論文では、1998年から8年間の間に発表されたDATの効果に関する主要論文5つを検討した。

そして、それらすべての論文に方法論的欠陥があり、正当性を主張するにはいくつかの困難が内在していることを示した。DATは一次的な気休め以上のものではなく、有効な治療として認められるための証拠を欠くものだと結論付けられる。<Via><元論文全文(PDF)>
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科学研究者の20%はスマドラを使用

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今年の1月、ネーチャー誌は読者に対して中枢神経刺激-認知強化薬の使用について、非公式的調査を開始していた。その結果、科学研究者のかなりの部分がそれらの薬物を使用しており、薬物使用に対する態度も複雑なものである事が明らかになっている。

先々週、米国国立衛生研究所 (NIH)はプロビジルやリタリンなどの中枢神経刺激剤による科学者の「ブレイン・ドーピング」を禁止する準備をしている、というプレス・リリースだと称する記事が、あちらこちらのブログや個人サイトで公表された。

後に、これは一部の研究者の思いつきによるエイプリルフール・ジョークである事が判明した。記事からリンクされていた世界反ブレイン・ドーピング運動のウエブサイトもまたニセモノだった。

しかし、科学研究費を得るためには、ドーピングをしていないという宣誓供述書が必要になるというもっともらしいデマを流した人もいて、中枢神経刺激剤使用に関するネーチャー誌の調査を受けた人の中には、回答を逡巡する傾向が少なからず見られた。

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お口の中が薬品箱やぁ~「抗生物質を食べる細菌」発見

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4月4日に発刊された”Science”最新号記事より。

「バクテリアが栄養源として抗生物質を選ぶ、ということはおよそありそうにはない。しかしながら、ハーバード大学の研究者たちは、抗生物質を貴重な炭素源として栄養にするバクテリアを土壌内から発見し、培養することに成功した。

重要な点は、これらのバクテリアは多くの種類にまたがっていて、いくつかは人間や家畜の病原菌となる種類に近いものも含まれており、当然、極めて強い抗生物質耐性を持っていたということである。

これらのバクテリアが食べる抗生物質は、ペニシリンのように菌類が産生した天然物由来物質に限られるわけではなく、合成抗菌薬であるシプロフロキサシン、レボフロキサシンなども含まれる。

この今まで知られていなかった抗生物質を食べる細菌群は、病原菌が抗生物質耐性を獲得する際の潜在的遺伝子プールとなっている可能性が高い」。<以上”science cite track”メールより引用。解説記事元レポート抜粋から多少内容追加>

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