2008年9月2日 at 11:13 pm
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ほとんど休止に近い現状ながら、このたびの首相辞任ニュースにはいささか感じるところがあったので、久々のエントリー。
<草稿その1>事情通には予想されたことであったのかもしれないが、福田首相が突然辞任を表明した。わずか1か月前に組閣を澄ませたばかりであるのに、一体何を考えているのか、というのが正直な感想であるし、おそらく世の人々の大半がそう感じているに違いない。
利権維持と支持確保のためのばらまき政策と、経済成長を両立させるという根本的矛盾をそれなりに調整してきた戦後保守政治であったが、それがもはや不可能だという単純な事実に、ようやく直面せざるを得なくなったのが安倍、福田両氏、ということであろうか。
功罪は別として、それなりの合理的整合性を押しとおした小泉氏の手腕を継承する、という方向性もあり得たのではないか。何であれ、首相が二代続いて無責任にも政権を放り出したという事実は残る。そこで放り出されたのは政権でなく、国民そのものといえよう。<以上草稿1>
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2008年8月22日 at 2:02 pm
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相変わらず休みですることがなく、日がな推理小説を読んで過ごす。
まず、笠井潔の「待望の矢吹駆シリーズ!!」と題された「青銅の悲劇 瀕死の王」。B6判ながら772ページもある大部なものだが、いつになったら矢吹駆が出てくるのか?という点だけに集中して読み進んだら、二日で読めてしまった。
笠井潔の矢吹駆シリーズは、何の因果か一作目から全部読んでいて(参照1・2)、久々に出た続編なので読むしか無かろうと観念した結果とはいえ、読了するのはなかなかつらい作業ではあった。読み終わったときはホント、自分をほめてやりたくなったものだった。
時代設定は1988年暮れ、裕仁天皇が死の床についていたバブル絶頂期。山梨との県境に近い架空の地方都市、頼拓市が舞台である。「矢吹駆」物を思わせる推理小説でデビューし、今はもっぱら伝奇小説で知られる作家、宗像冬樹の視点からこの物語は語られる。
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2008年8月21日 at 6:04 pm
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ささやかな夏休みが取れたのはいいが、特にすることもないので、上野の東京都美術館まで「フェルメール展-光の天才画家とデルフトの巨匠たち-」を見に行く。
本邦初公開というのを含めて、七点のフェルメールと、同時代のデルフト画家たちの作品幾点かを公開するというもの。かなりの混雑を覚悟していたものの、平日だからか、宣伝が足らなくてオリンピックに客を奪われたのか、閑散とまでは言わないけれど、ゆっくりと鑑賞できる状況にいささか拍子抜け。
フェルメールが活躍した(といっても30数点の作品を残すのみだが)時代は、オランダが世界の覇権を握っていた短い時期とほぼ重なり、やがて衰退の道を歩む運命の儚さが、文字通りその光と影の表現に表れているとも言える。バブルで浮かれて、気がついたらスッカラカンの日本人には、とりわけ受ける要素が多いと思われる。
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2008年8月13日 at 11:17 pm
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「性的魅力に溢れた女性が、しばしば非難に晒され、攻撃の対象になるのは何故か?存在脅威管理理論(Terror Management Theory)によれば、女性の性的魅力は男性の肉体の有限性をより意識させ、死の不可避性への思いを高めるからだとされる」。この意表を突いた疑問と回答について詳述しているのがこちらの論文。
著者たちは、意識下にある死の観念は男性が女性から受ける魅力の評価を減じること、死の脅威は男性が魅力的女性を得ようとする傾向を貶め、かつ男性の性的興味を阻害し、男性の性的魅力自体をも低減させ、かつ男性の女性に対する攻撃性をより表現しやすくすることを5つの実験をおこなって明らかにしたという。また、女性にはこの傾向は認められないそうだ。
残念なことに元論文は無料では読めず、抜粋しか読んでないので、一体どんな実験なのかよく判らないのだが、Terror Management Theoryということから想像すると、まず男女の性行動指向を質問紙法で確かめ、その後、「人は必ず死ぬ」という事実に直面させるような情報を与えて、先ほどの指向性に変化が出るのを示すと言うような実験なのではないかと想像する。間違ってるかも知れんが。
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2008年8月10日 at 7:26 pm
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世の中には「共感覚」というものを持っている人が存在する。これはある感覚的刺激に対して、それに対する通常感覚だけではなく、直接には関連のない感覚が生じることをいう。
例えば、音刺激に対して何らかの色を感じたり、視覚的形態を感じるというような現象である。これは比喩的に使われるようなものではなく(例えば、暑苦しい声とか、痛々しい光景とか)、クリオネクオリアを伴う具体的な知覚であるのが特徴であるという。
ある音階を色として知覚する共感覚の持ち主は、一般的色彩知覚とは厳密には違うかも知れないが、同一刺激があれば同じ具体的な体験を反復する。
私も仕事柄、共感覚を持っていると主張する人と接した事もあるが、なにせ話で聞いて想像するしかないので、その体験を了解するのはなかなか難しい。一応、疾患では無いとされているが、この感覚の持ち主が不安や抑うつにとらわれると、その症状が文字通り多彩になって、より深刻なものとして体験される場合もあるようだ。
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2008年8月6日 at 8:48 pm
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<左の張り紙の全訳>「恐縮ながら休業いたします。
当店は7月4日より、ババ・ガヌージュ将軍が率いるオタク軍(*)が、ファラフェル・バクラバのクレタ軍を打ち破ったタブリの戦いにおける大勝利を記念し、休業いたします。
この戦いでは、ババ・ガヌージュ将軍のギロ夫人が両足を失うという重度の戦傷を負いつつ、13人以上もの子供たちを出産するという武勲を立てられました。
末のご子息、ミトスは仲間からキュウリ・ディップとして知られ、オリンピックの頭蓋骨投げ競技で世界記録を打ち立てておられます。彼の記録は未だに破られておりません。なお、当店は7月9日から再営業いたします。」< 引用はこちらから>
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2008年8月3日 at 10:36 pm
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これはアンセット・オーストラリア航空の従業員、ゲイ氏が会社から従業員向けの無料搭乗券を貰い、利用したときの体験である。
ゲイ氏が機内に入り、自分の席につこうとしたら、そこには既に正規航空券を持った乗客が座っていた。そこでゲイ氏は不満も言わずに空席に座った。
ゲイ氏は知らなかったのだが、たまたまアンセットの別便で機器のトラブルがあり、そちらの乗客が他便に乗り換えていたのだ。ゲイ氏の便にも何人かの乗換え客が来たので、無料券乗客は後回しと言うことになっていた。
客室乗務員はリストをもって機内を回り、既に搭乗している無料客を降ろし始めた。覚えておられるだろうが、われらのゲイ氏は予約席とは違うところに座っている。係員はゲイ氏が座るはずだった席に向かい、そこに座る乗客に「あなたはゲイですよね?」(”Are you gay?”)と尋ねた。
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