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2003年07月04日  天使突抜一丁目 [本とか映画とかTVとか舞台とか]

アマゾンで本を探していたら、関連書として「天使突抜一丁目」という、少女マンガの題名に聞こえないでもない本が紹介されていた。

久しぶりに聞いた地名だったので、ちょっと懐かしい。高校の同級生の家がここにあり、初めて聞いたときは妙な地名だと思ったものだ。むかしチンチン電車が走っていた堀川通りの東側に平行して、五条の大通りをはさんで南北に数百mたらず伸びる通りの一帯である。

繊維関係の小商いをしているところが集まっていて、同級生の家も染物屋だった。近所の天神様の境内だったところを突抜ける道だったから、そう呼ばれるようになったと聞いたような。天使というのも、エンジェルではなくて、天神様の使いという意味だったはず。

これがほかの土地ならその名のかわゆさを強調して、観光スポットにでもするところだが、当時はまだそんな感じの観光化はされていなかった。まあ、京都というのがブランド力をもっているので、いまさらそれに追加する事もないという発想かも。*(追記あり)

いわゆる「京都本」は買わないことにしているのだけれど、懐かしさもあって(行ったことなんかないけど)、フラフラと注文してしまう。あ~あ、また段ボールごみの山だよ。

念のためちょっと検索してみたら、こんなところで紹介されていた。この評者は編集者としてかなりの実力がある人なんだろうけれど、私が何より感心するのが、レトリックを駆使して彼自身以外には、おそらく何の意味もないことを見事にまとめる、その能力のすばらしさである。文章を書くことの本質をついているといってもいいのかも。無意味さに知的意匠をついやせる力とハッタリがないと、有名編集者にはなれないのだろうなと感服している。

なんかいやになったので別の事に書き換えようかと思ったけど、めんどくさいのでこのまま。

*横井清氏の文章を読み返してみて、京都人の発想として、自分の住んでいるところを観光化するようなことはかなり恥ずかしいことなのだと思い起こす。観光客が来るのは勝手で、道でも尋ねられたら親切に受け答えはするけれど、自分の生活圏を観光地としてアピールするよなうなことは、彼らにはありえないのですね。そういう商売でもしていない限り。(7月6日追記)

投稿者 webmaster : 2003年07月04日 21:06

コメント

天使突抜って興味あるわ、この地名。
どんなとこなんやろ。

投稿者 旅人 : 2004年05月02日 11:04