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例によって、職場のDVDコレクターからの借り物。主演のアダム・サンドラーが製作総指揮をこなし、脚本の一部も書いているようだ。監督はスティーブン・ブリル。やはりアダム・サンドラーが主演した、「ウエディング・シンガー」の監督ですな。こちらはTVで見るにはちょうどいいような映画でした。(参考URL)
地獄の魔王の三人息子はそろって出来損ないで、長男と次男は父親の座を奪おうと、地上に出てきて悪さの限りをしまくる。兄たちからいじめられていた末っ子のニッキーに、兄たちを連れ戻すという任務が下される。兄たちが勝手に地上に出たので、地獄にはなぜか新しい魂が補給されなくなってしまい、魔王の身体はどんどん衰弱していくので、この任務はすばやくこなす必要があるのだ。地上のことは何も知らないニッキーが、案内役のしゃべるブルドックと、バカの限りを尽くして兄たちと対決するという話。バカとバカの間には、ちゃんとラブストーリーまで挟んであって、なかなかテンポはいいのである。
ニッキーは兄たちにスコップでぶん殴られて、顔がゆがんでいるという設定で、そうなるぐらいだから上下肢の動きにも、外傷性脳性麻痺様の運動巧緻性障害があることになっているようだ。でも、顔のゆがみ以外は徹底していないのが難点。これはいつぞや見た「スコア」でのエドワード・ノートンのCP演技が素晴らしかったので、お笑いとはいえあのぐらいのレベルはやってほしかったなと思ってしまうのだ。こっちは外傷性なので、ちょっと一般的病像を提示しにくいかもしれないな、などと思ったり。
元ネタがよくわからないようなギャグばっかり満載の映画なので、そんなどうでもいいようなところぐらいしかコメントするところがない、というのが正直な感想。いや、面白いんですよ、確かに。ストーリーは完全に、渋谷天外・藤山寛美の親バカ子バカのリメイクそのものだといってもいいし。これに100億円かけたというのが、ちょっと信じられないけれど。悪魔の話だけに、ちょっとハートウォーミング風にしておいた、計画倒産系のウラ金つくり狙いだったりして。
投稿者 webmaster : 2003年08月07日 21:35