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某ニュースサイトで、本家スラッシュドットでにぎわっている話題が紹介されていた。それはまずこちらが取り上げたもので、英国の言語学研究者が発見したという「所見」を、ソース抜きで紹介したもの。
"Aoccdrnig to a rscheearch at an Elingsh uinervtisy, it deosn't mttaer in waht oredr the ltteers in a wrod are, the olny iprmoetnt tihng is taht frist and lsat ltteer is at the rghit pclae. The rset can be a toatl mses and you can sitll raed it wouthit porbelm. Tihs is bcuseae we do not raed ervey lteter by it slef but the wrod as a wlohe. ceehiro."
私にも、最後の"ceehiro"という謎の単語以外はちゃんと読める。(初出サイトはロシア語なんだけど、サイト案内の要所が日本語記述になっているのは何でだろう?)
英語では、単語のはじめと終わりの文字さえちゃんとしていれば、あとは文字の順序なんかデタラメでもちゃんと読める、何故なら人は単語を全体として認識していて、ちゃんと個別文字まで読んでいないという主張である。残念なことに、英国の大学というのはどこで、研究者が誰なのかというのはわからず、それを次々に引用しているBloggerたちや本家slashdoterたちも、勝手な憶測をくわえているばかりである。
こちらのBlogでは関連の言語学資料をあたって、かなりくわしく検討していているが、ある程度類似しているといえないこともない概念を主張している言語学者がいることは認めつつ、結局、「都市伝説の一種では」という結論になっている。
しかし、現に私みたいないい加減にしか英語を読めない表意文字文化人間にも、上の文章がそう苦労なく読めるのは確か。英語みたいに、一定の冗長性をもった音素表記だけで成り立つ言葉の場合、多少の文字揺らぎなどは自動的に吸収してしまうような機構が脳に組み込まれるのかもしれませんなぁ。そのあたりが、逆に読字障害者が向こうに多い理由になるのか、なんて考えたり。
なんていいながら、「おこめ券」の看板を街角で見るたび、ドキンとしている私なのでありますが。
投稿者 webmaster : 2003年09月17日 20:21