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最近、日常的なトラブルに対して、弁護士が法的アドバイスをするようなTVバラエティが、民放でも複数放映されているようだ。日テレでやっているのは、何人か弁護士が出てきて、法解釈の違いをたたかわせるような番組だったが、法律など要は口先三寸で何とかなる要素が多いのだという幻想をもたらすところが、新しいというか、グローバルスタンダード化しているというか。
ああいう番組であおられて、トラブルを法廷にもちこんだとしても、日本の裁判というのは是も非もない「談合」あっせんの場なのだというのを知って、愕然とするのがオチなんですけどね。大多数の弁護士というのは、そういう談合制度の周辺でマッチポンプをやるせこい利権屋にすぎないというのも、ちょっと人生経験をつめば散々思い知らされることである。(もちろん、法の運用を通じて社会正義を実現しようとするような、立派な弁護士さんもいる(と思う)。)
そういう意味では、法律や司法というものが、正義の最後の砦であるという旧態依然たる幻想にがっちりと依拠して作られている、NHKの「生活笑百科」のほうが見ていてまだ心地よい。トラブルをつまらん再現芝居でやるのでなく、漫才でやってみせるという構成もいい。
何より、この番組は関東地方のTVで、「大木こだま・ひびき」の芸を見られるほぼ唯一の機会だというのが大きい。彼らも毎週出るわけではなく、せいぜい月に一~二回というのが淋しいのだけれど。私の希望としては、仁鶴はもう引っ込めて、「大木こだまの生活笑百科」にしてもらえれば最高なんだけれどね。上沼恵美子は面白いのだが、大木こだまとはちょっと噛みにくいような気もする。そのあたりは演出の腕ということだろう。(写真左から大木こだま、ひびき)
などといっていて、先週日曜に日テレの「行列のできる…」を見ていたら、なんのことはない、ちゃんと大木こだまが出演しているので驚いた。でもよく見れば、「弁護士軍団」の席に座っている。当惑しながらみていたら、大木こだまと見えたのは弁護士の丸山和也という人だった。顔ほとんど一緒だぞ。関西弁ではないが、声も似ているし。
やはり「行列のできる…」の製作スタッフにも、大木こだまの不在を惜しむ人がいるので、あのキャスティングをしたのだなと思うのであった。「そんな奴ぁおらん」ってか。
投稿者 webmaster : 2003年10月14日 21:53