« 2003年ステラ賞決定 | メイン | ナイキの広告写真 »

2004年01月26日  ブッシュ大統領と記者団の会話 [社会・歴史]

1月22日、ニューメキシコ州、ロズウェルのレストランでおこなわれた、非公式記者会見の記録。ホワイトハウスのサイトに、ちゃんと公開してある由緒正しいもの。

大統領:リブステーキが食べたいな。
記者団:大統領、いかがですか?
大:腹が減っててね。リブを注文するんだ。
記:お好きなものはなんですか?
大:君らが私が好むと思うものなら何でもいいよ。
記:大統領、国内治安に関して、批評家たちはあなたが充分なことをやっていないと言っていますが?
大:私の仕事は治安を確保することで、それこそがやるべきことだ。でも、ここには注文するためにいるんだよ。ねぇ君、ストレッチ(注:記者のニックネームか)、何が好きなんだい?君の膨らんだ財布を出して、地域経済を助けるんだよ。君は沢山金を払って、食い物を買うべきなんだ。それが経済を発展させる一助になるんだ。君のポケットにいっぱいある金を使えば、経済は前進するんだ。ところで何を食べたいかな?
記:お先にどうぞ。同じものをいただきます。
大:私はリブステーキだ。リブはいらんかね?
記:その、大統領…。
大:ストレッチ、いいかね、これは正式の記者会見ではないんだ。これはこちらのレディのポケットにお金を詰め込むチャンスなんだ。経済がどう作用するのか説明させてくれ。君が金を使い、このレディのビジネスを助ける。それが誰かに仕事を与える。質疑応答はいいから、食べ物を注文せんかね。
記:はあ。
大:OK,よろしい。で、何が好きかね。
記:リブステーキ。
大:リブかい?結構。じゃリブを注文しよう。
記:民主党の動向についてはどのようにお考えですか?
大:見たまえ、彼の仕事は質問することだ。彼は、私の仕事は何を聞かれても答えることだと思っている。私は食べ物を注文して、このレストランを助けるためにここにいるんだ。テリー、君は何が好みかね。
記:質問への答えです。
記:質問にも金を払ったほうがいいですか?
大:明らかにこの人たちは…、いっぱい金を儲けているくせに使おうとしない。給料が高すぎると言ってるんじゃないよ、金を使おうとしないと言ってるんだから。
記:今度の選挙は国内治安の問題が焦点になるとお考えですか?
大:ディビッドのすることはこれだ、山のように質問する。いい質問だよ、一般的には。

ブッシュ大統領の見事なまでのボケ芸には、ほとほと感心する。記者団のつたない突っ込みにもめげぬ力技での展開は、ダウンタウンの松ちゃんでも無理と思わせる水準だ。詩人としても素晴らしいのは以前に報告したが、スタンダップコメディにまでその芸域を延ばしているとは。属国国民としては、宗主国の公選君主の才能にただただひれ伏すのみである。

投稿者 webmaster : 2004年01月26日 23:29