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2004年02月02日  Groundhog day [ネタ]

今日、2月2日はグラウンドホッグの日である。といって、たいがいのかたはなんじゃそれは、と思われるだろう。なぜか当サイトではこの日について何度か触れる機会があって、儀礼的関心以上のものを向けているのである。

これは毎年2月2日、ペンシルバニア州のパンクサトーニーという小さな町で1887年から行われている伝統的な行事だ。正装した役員が、町外れの大木の洞で冬眠しているグラウンドホッグ(ウッドチャックという囓歯類の一種だが、和名はないようだ)を引っ張り出し、そいつが自分の影を見れば春の到来は6週間遅れ、影を見ていないと春は近いと判定するのである。その背景には、ヨーロッパの古い伝承が幾重にも織り込まれているのだろう。私がこの日について初めて知ったのは、TVの洋画劇場でたまたま見た「恋はデジャブ」という映画によってであった。

パンクサトーニーの町当局がつくっているらしき公式サイトをみれば、この「影を見る」というのは、要はその日が晴れているということらしい。曇っていれば影が出来ないので、見ようがないわけ。このサイト、昨年まではたしかかなり地味だったのに、今年の奴はフラッシュ使いまくりの派手サイトになっている。行事も年々派手になっているようで、サイトからもその熱気の一端が知れる。

公式サイトによれば、フィルと命名されたこのウッドチャック(もちろん、けっこう代替わりしているはず)は、いままで116年の間、93回影を見て、14回見なかった(9回は記録が残っていない)。そして、その春の到来に関する予言は「100%的中。当然でしょ」とのこと。全米の主要天気予報会社もこの行事を報道するために集まるようで、大手のWeatherBugの予報官によると、コンピューター予報では当日(日本時間では明日未明)は晴れとなりそうなので、フィルは影を見ることになりそうだとのこと。春はまだ6週間こないということですな。

映画感想のところで書いた、直線的時間と円環的時間のテーマをもう少し展開しようと思ったのだが、思いつきで書くにはちょっと手にあまるのでまたの機会に。節分にかこつけて、磁石つきの海苔巻を売る、あっぱれな商魂をみせるわが国の流通業者も、次はこの行事に目をつけたらどうでしょう。

投稿者 webmaster : 2004年02月02日 12:12

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コメント

フィルのご託宣はどうだったかと、朝一番で公式サイトを見に行けば、アクセス集中でサーバーダウン寸前。

何とか表示されたところによれば、「フィルが言うに、春はまだ6週間先」とのこと。

投稿者 Webmaster : 2004年02月03日 07:54