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2004年04月29日  休日はビジュアルに…… [日常]

ここのところ休日を無為に過ごしてばかりいるので、今日は朝から根性出して上野までお出かけ。東京都美術館でやっている「栄光のオランダ・フランドル絵画展」がお目当てである。一応目玉はフェルメール「画家のアトリエ」なのだが、ルーベンスとかレンブラントとか、ブリューゲル(ただしヤンのほう)などの小物もあって、なかなかのお値打ちだと思われたのである。

混雑を予想して朝一番の入場にしたが、そう人大杉でもなく、まあまあの鑑賞環境であった。目玉のフェルメールはいうに及ばず、小物と予想したものもかなりの重量感のあるものが多かった。「花のブリューゲル」なんて呼ばれて、親父の名前で食いつないだように見られているヤン・ブリューゲルの、まさにその花の絵もあったが、本物を直接見ると細かな羽虫や毛虫なんかが書き込まれているのに気づき、圧倒的なメッセージ性を感じるのである。やっぱ、本物を見ないといけないのですな。

さて帰ろうかとぶらぶら歩いていたら、国立科学博物館で「スター・ウォーズ サイエンス アンド アート」なる展示が開催中であるのに気づく。ついでだからとそちらにも入場。先ほどとはガラリと客層が変わり、ガキ連ればっかりだったが、こちらはこちらでなかなかの満足。あの映画にこめられた執念は、一枚の絵にストーリーをこめようとしたフランドルの画家たちのそれとまるっきり同質なんですな。

そのあとコリアンタウンで、あんたら、昼からそんなに食って飲んででいいのかい、という不審の目を無視して焼肉バカ食い。伝統的常磐線酔っ払いオヤジに成り果て、家に帰り着いて大爆睡。夕方やっと起きだして借りてあった「キル・ビルI」を見る。フランドル絵画、スター・ウォーズ、キル・ビルと、思い入れの構成という点ではほとんど同じような努力をしている作品群に、どっぷりとつかった一日であった。

「キル・ビルI」については、後日もう一度触れるつもり。ヘタな日本語が入るので気持ち悪いとか、日本文化を完全に誤解しているなんて評価を聞いていたので、そう期待していなかったのだが、信じがたいほど面白い映画でありました。

投稿者 webmaster : 2004年04月29日 23:15

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