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例によってぼんやりTVを見ていたら、NHKで「オールスター演芸笑劇場」なる特番(だと思うんだけど)をやっていた。横山たかし・ひろしのような、関東系ネットではあまり見られないお笑いが見られたのも収穫(というほどのものか?)であったが、その手の古典的芸人と最近の若手芸人を一緒にして大喜利をやるという大胆かつ当惑気味な企画が素晴らしかった。日本国民はこういうことのためにNHKに視聴料を払っているのだろうな、多分。
その大喜利をとりしきるためだけに桂三枝を出すという、採算無視の人事も感動ものではあったが、なんと言っても大喜利のお題に「東京ボーイズ」の「謎かけ小唄」を即興でやらせる趣向が並ではない。
そこに出ていた芸人は「昭和のいる・こいる、オール阪神・巨人、今いくよ・くるよ、コメディー№1、横山たかし・ひろし、立川志らく、柳家喬太郎、古今亭菊之丞、林家花丸、林家たい平、ますだおかだ、アンジャッシュ、ハリガネロック、スピードワゴン、バナナマン、江戸むらさき、18KIN、シャカ、飛石連休、エレキコミック(順不同)」という取り合わせである(NHKのサイトよりコピー)。最後の(順不同)がすごい。古典芸人に一応のリスペクトをしているものの、その内部での順列はたぶん年齢だけを基準に処理したようだ。
しかも、若手芸人が結構「謎かけ小唄」の課題に挑戦し、そこそこ小器用にまとめるのである。あの手の芸には接待用のぬるいルチーンが仕込まれているので、そこをうまくつく直観力が優れているんでしょうな。お笑いというのはいくら今風にはじけたものであっても、人間の基本的生理と心理に依拠するものなのだから、こういう伝統は維持されるものなのだと感心したのだった。それが面白いかどうかは、また別の話だけれど。
投稿者 webmaster : 2004年5月 8日 23:15
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