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それは1937年、うだるような暑さの8月のことだった。ミシガンにある、自動車王ヘンリー・フォードのオフィスに、コーエン三兄弟が訪れた。「フォードさん、私たちは自動車産業に革命を起こす新発明を成し遂げました」、長兄のノーマン・コーエンが切り出す。
フォードは疑わしげだったが、この申し出には興味をそそられた。「その発明を直接ご覧に入れましょう」、そういって兄弟たちはフォードを外に連れ出し、建物の前に止まっている黒い車の前に連れて行った。
次兄のハイマン・コーエンがドアを開ける。「さあ、中にお入りください。フォードさん」。
「何だって!気は確かか。車の中は100度近くになってるぞ」、自動車王は叫ぶ。
「たしかに」、兄弟で一番若いマックスが微笑む。「しかし、お座りになって白いボタンを押してください」。
興味をそそられたフォードはボタンをおした。すると、突然冷たい風が車のあちこちから吹き出し、たちまちにして車の中は快適な涼しさになった。
「こりゃすごい!」フォードは叫ぶ。「君らはこれにいくら払ってほしいのかね?」
ノーマンは「価格は100万ドルです。」と告げ、それからこう付け加えた。「それと、ちょっとした条件があります。『コーエン兄弟のエアーコンディショナー』という商標を、フォードのロゴの下に入れていただきたい」。
「金なら問題ないがね」、フォードは答える。「しかし、私の車にユダヤ苗字を彫りこむことなんか出来ないね」。
彼らは押し問答を繰り返し、結局500万ドルで妥協した。コーエン兄弟の苗字の件は取り下げられた。しかしながら、コーエン兄弟たちのファーストネームだけは、全てのフォード車のエアコンシステムに刻まれることになったのである。
今日になっても、フォード車に乗り込むたび、人はそのエアコンシステムの操作パネルに、はっきりと記された彼らの名前を見ることが出来る。NORM、HIそしてMAXという名前を。
引用はこちらから。実にしゃれたオチだと思うんですけど、そうでもないですか?
投稿者 webmaster : 2004年07月06日 22:57
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これはこれでなかなか。
というわけで「月極駐車場」という看板を見かけるたびに某女子高校生のつぶやき。
「ずいぶん手広く営んでらっしゃるのね「げっきょくグループ」って」
自衛隊で正式採用されている「64式自動小銃」の安全装置は、レバーポジションの「安全、単発、連発」の但し書きがカタカナで頭一文字ずつ刻印されているのですが、続けて読むと
「ア、タ、レ」
となります。
それと吸熱素子を用いたカーエアコンはいつになったら実用化されるのでしょう。高効率の熱/電力変換システムと併せて開発できればまさしく億万長者なのですが。
投稿者 小狸工房 : 2004年07月07日 00:28