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2004年08月22日  Geekな日曜日 [日常]

6月から行くようになった病院の仕事にも、かなり慣れてはきたのだが、そこは院内どこでもネットが使えるようになっていないという決定的な不備がある。手元にネットにつながったPCがないと、私は満足に仕事ができないのである。カルテや文書の漢字が書けないし、薬の在庫もよく知らないので、いちいち電話で確かめないといけない。最近は診断書を書いていても、ICD-10コードで病名を記せ、なんて要求をされることまである。そんなの、覚えているわけがない。

辞書とか參考書類を診察机に置いておけばいいとはいえ、かなり珍しい合併症を抱えている人が訪れたりするとき(不思議なことに、私にはこういう事が良くある。自分の知識の幅が狭いだけかもしれんけど)、禁忌とか特別の注意を知るためには、ネットほど便利なものはないのである。救急対応を第一としている病院なので、同僚たちは自分の専門に関しては打てば響くレスポンスを鍛えている人ばかりで、じっくり調べないといけないようなことはほとんどないのであろう。

まして週2日しか行かないのに、漢字が書けん、薬の名前を忘れる、なんて理由で診察室にLANを引けと要求してもあきれ果てられるだけだろうから、ここはそうすることで病院側にも何らかのメリットがあることを強調する必要がある。そんなわけで、院内イントラネットのサンプルを作ってデモをおこない、経営陣にアピールすればと思いつく。医局と経営者の部屋には外のネットにつながるように、小規模ながらLANは引かれているのである。これを拡張して、院内の連絡体制を作るように主張すればいい。

というわけで、ほとんどポンコツのPCを担いでいって、イントラサーバーに仕立てることにした。入退院報告とか、さまざまな委員会議事録、各部署からの連絡、理事長の御言葉などを共有すればいい。ここははやりのブログ型式にして、いろんな立場で情報発信できるようにしておけば、ど素人にも管理しやすいであろう。そう思ったのだが、なかなか一筋縄ではいかない。Movable Typeは個人が自分のサイトに使うだけならフリーだが、商用では有料である(病院内の連絡ってのも、やっぱ商用になるんだろうね)。

あくまでフリーにこだわれば別の選択もあるが、PerlでなくてPHPだったり、RubyやMySQLがいるなどと、帯にみじかし襷にながしである。ヨタヨタのWindowsマシンで、そんなもの動くのかという気もするし。Perlで動いて、そこそ小奇麗で、管理が簡単で汎用性が高い、なんて都合のいいアプリはないものだろうか。もちろん、フリーが条件。

なんてことを書いているが、実際はApacheとWinperlをインストールして、ごく簡単なCGIを動かすところにたどり着くだけで、ほとんど24時間TV並みの苦労をしているのである。やっぱ、口先で誤魔化して導入を強引に決めてもらい、業者に作業をさせるのが順当というものですかなぁ。

投稿者 webmaster : 2004年08月22日 23:26

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