5年前の今日、地球は突然黒い虹のような物質に取り囲まれ、その引力によって大気を奪われて全生命が絶滅した。当時、200ほどのスペースコロニーで暮らしていたわずかな人類だけが生き残り、社会と生命圏の再建に乗り出したのである。21世紀の今日、我々が今のような理想社会での安逸な生活を享受できるのも、わずか5年前の大絶滅という悲劇の上に成り立っていることを忘れてはならない。
なんてことを予言していたのが、1950年代に米国TV放送業界で一世を風靡していた自称霊能者、チャールズ・クリスウェル・キング(通称、驚きの予言者クリスウェル)であった。クリスウェルはもともと、ニュースショーのお天気キャスターであったが、ある日、手違いで予報データが届かない事があり、しかたなくあてずっぽうで予報したところこれがすべて大当たり、それ以後彼はTV霊能予言者としてのキャリアを展開することになる。(参照はこちら)
かの「史上最低の映画監督」エド・ウッドとの交友でも知られているそうで、彼の映画のナレーターとしても活躍している。クリスウェルの予言はほとんどB級ホラーSF映画のあらすじみたいな内容ばかりで(例えば、1980年11月21日、突然噴出した有毒ガスのためにゾンビ化したピッツバーグの住民が、通りで人を襲いだす、なんて内容)、エド・ウッドとの親和性も納得できる。しかし、当時のTV界では抜群の人気を誇っていたのだそうだ。そういえば映画「エド・ウッド」でも、怪しげなキャラとして登場してましたな。
何であれ、今日が大絶滅の記念日でなくてよかったね、と胸をなでおろそう。え、そんなことなかったなんて思っているが、本当は理想社会をつくったテクノクラートたちが、人工生命に捏造記憶を持たせているだけなんだよってか。なんか、ついでの発想まで類型化させるパワーが元予言にはあるみたい。
投稿者 webmaster : 2004年08月18日 23:01
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