1859年の今日、ドイツ、ゲッチンゲン大学の化学研究者、アルバート・ニーマンはコカの葉から、アルカロイドC17H21NO4を単離抽出することに成功した。ニーマンはそれをコカインと命名し、強力な局所麻酔剤としての効果を確認した。
なお、ニーマンはこの発見の2年後にわずか41歳で死んでいるが、その原因は不詳である。なお、彼は「ニーマン・ピック病」に名前の残る小児科医、もう少し世代の若い同名のアルバート・ニーマンとしばしば混同されるが全くの別人である。
コカインはその後合成が可能となり、ババリアの軍隊で兵士に対して戦闘力を増す薬物として19世紀末に使われたりしたが、これが嗜癖性薬物として流行するのには、かのS・フロイトの「功績」があったことはあまり知られていない。
フロイトは1880年代にコカインについて研究し、うつ状態や神経症への効能を主張して、自分でも常用し、妻や友人、そして自分の患者に対してもその使用を勧めていた。疼痛性疾患を抱えていた友人の生理学者、エルンスト・フォン・フライシェル-マルホフはフロイトに勧められるままコカインを常用するようになり、深刻な中毒症状を呈するに至った。ほかにも中毒症状を呈する人がフロイト周辺には頻発し、彼はかなりの非難を浴びることになる。
しかし、彼自身やその妻(こちらについては議論あり)はかなりの常用者であったにもかかわらず、全く中毒症状を示すことはなかった。彼は死の直前まで、コカインの積極的な効能を周囲に主張していたという。ま、人によりけりということらしいですな。私はこの手の薬はすべて合法化するべきだと思っているので、なんともない人もいるということを示してくれただけでも、フロイトはえらいとおもいます、ホント。
アルバート・ニーマンがコカの葉からうまく抽出したので 8月30日はコカイン記念日
投稿者 webmaster : 2004年08月30日 23:13
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