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2004年10月10日  心中天の網島 [本とか映画とかTVとか舞台とか]

昨日は台風22号が接近しているというので、どうしようかとかなり迷いつつ、TVニュースで妙に過剰な危機煽りされている雰囲気を感じたのも気分が悪く、何とでもなるだろうと都内まで観劇にお出かけ。出し物はこれ。すでに買っている切符をみすみす無駄にするのは、とても関西人には不可能というのが一番の理由。

芝居なんか観るのは20年ぶりぐらいだ。予想しなかったような思わぬきっかけが重なってしまった。大体私は狭い座席にちょこんと座って長い間じっとしているということが出来ないので、映画、観劇、コンサート、学会とかシンポジウムがまるっきりダメなのだ。

というわけで、台風を警戒したのもあるが早めに都心に出かけ、豪雨の下北沢で二時間かけてスペイン料理とワインで前投薬処置を済ませておく。おかげで芝居が始まってもそれほど静坐不能とかRestless Legs Syndromeに悩まされることなく大団円にいたる。

芝居のほうはというと、うーん何と言えばいいか、まあ嵐の中出てきた努力を、そう裏切らないものではあった。そりゃね、文句言い出すときりがない。近松の本を現代劇風に脚色しているといったって、ミスマッチを楽しむ趣向以上のものにはなっていない。なんじゃこりゃ、と思いながらも文楽を観るほうが、なんぼか豊かな気分になれることは必定である。

でも、かすかに60年代のかおりを残した彼らの芝居は、そういう一般論を超えた感慨を与えてくれるのもこれまた事実で、いまここで演じられている小奇麗にまとまった芝居とはまた別の何ものかを観ている二時間弱なのだった。そういうところに導いてくれたのは、もっぱら道化役に徹した、悪源太義平の不器用な演技だった。やっぱ、この手の芝居はああいう感じでないといけません。ああいう人、売れると面白いんだがね。

投稿者 webmaster : 2004年10月10日 21:10

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コメント

そうでございましたか。すっかり勘違いでお恥ずかしいです。ところで、OFF会ってなんですか?お休みの日に会議に参加させていただけるのでしょうか。私も参加できたらいいです。春が待ち遠しいです!(イグノーベル賞のおはなしとか聞きたいですネ)

投稿者 みんみん : 2004年10月11日 23:09

え?出身は関西だが、ここ20年近くは関東で暮らしているってのはどこかで書いていませんでしたっけ。

今年は色々あってOFF会を開けませんでしたが、来春ぐらいには再開できそうですので、その時にでもよろしく。

投稿者 webmaster : 2004年10月11日 22:49

先生、関西の方なのに東京にいらっしゃるのですか?
 もしよろしかったらお会いしましょう!私東京都に住んでいます。
メールアドレスにご連絡くださいませ。
 

投稿者 みんみん : 2004年10月10日 22:10