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ANANOVAの記事より。
ドイツゲーテ協会とドイツ言語会議はこのたび、ドイツ語圏111カ国2万2千838人の人々から、「もっとも美しいドイツ語」だと思うものを投票してもらうという調査を行った。これはドイツ語はイタリア語やフランス語と同じように、ロマンチックで魅力的な言葉であることをアピールする目的で行われたものである。
ANANOVAの記事では2位以下の順位がイマイチよくわからないので検索してみたところ、オーストリアの報道サイトにその結果が詳述されていたので、以下はそれのいい加減な紹介。
1位になったのは"Habseligkeiten"という言葉。直訳すれば「所有物」とか「財産」ということになるのだけれど、これを推した人によればそういう俗世的な意味ではなく、存在そのものがおのずから示している在りようというようなイメージなのだそうだ。直訳から類推すると、存在の精神性なんて感じか。まあ、Windowsでつかわれる「プロパティ」に近い意味だと思っておけばいいのですかな。これのほうはあんまり美しい言葉とはいえないが。
2位は"Geborgenheit"。意味は「安全」。三位は"Lieben"("Love")。これはまあもっともか。これと一字違いの"Leben"("Life")は上位には入らなかったそうだが。それに続くのは"Augenblick"、「瞬時」という意味。5位は不思議なことに、"Rhabarbermarmelade"という言葉。意味は「ルバーブのマーマレード」なのだが、どうもドイツ語文化圏の人には特別の思い入れがある言葉らしい。なんか下痢しそうだけどね。
以下、"Gemütlichkeit"(快適)、"Sehnsucht"(希望)、"Heimat"(故郷)などが続く。訳文だけ見りゃもっともだと思ってしまうんですが、原語のほうはゴツンゴツンしていて、たとえばゲボーゲンハイトを「美しい」とはとてもいえない気が。ヨーロッパへの劣等感の裏返しなのかも。
なお、子供にとっての美しい言葉の1位は、"Libelle"。「トンボ」なんだけど、英語のDragonflyなんかよりも確かに何倍も美しいと思いますね。でもこれ、多分フランス語の"libellule"から来たんではないかと思うけど。
投稿者 webmaster : 2004年10月25日 21:47
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以前、新聞記事で「ドイツ人がもっとも美しいと思う(好きな、だったか)日本語は、“けれども”」というのを読んだ記憶があります。
いろんな国の人に聞いた結果が出ていたと思うのですが、この「けれども」だけ妙に記憶に残りました。
投稿者 おー : 2004年10月27日 06:52