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2004年11月26日  ホビット、ゴラムの追求を逃れる [ニュース]

lollipops_s.jpg今年の10月、インドネシアのフローレス島で、新種の「ホモ属」の化石が見つかったという報道があった。この現生人類の一亜種と考えられた化石は、身長が約1mと小柄で、頭骨もグレープフルーツ大であった。しかもその種は1万8千年ぐらい前まで生存していて、現生人類と共存していた可能性もあるとされたのである。世界のあちこちに残る「小人族」の神話は、こういった種の記憶なのでないかという推測が生まれたのも当然であろう。(「発見」を伝えるBBCの記事、およびアサヒ・コムの記事

ところが化石を発見したオーストラリアとインドネシアの合同調査チームはこのたび、便宜的に「ホビット」と呼んでいた小人化石は、何らかの疾患によって脳や骨格が変形した、4000年ぐらい前の人間のものと考えるべきだと言う見解を明らかにした。同時に発見された少なくとも6個体の「ホビット」たちすべてに深刻な障害があったと推測され、生存繁殖が可能とは考えられないと言う。インドネシアの発見者はやる気をなくして、化石資料を公的機関から自宅に持って帰ってしまったらしい。(記事はこちら。もしかしたら日本語記事もあるかもしれないが、面倒なので調べていない)

この記事だけではよくわからないが、何らかの発育障害を起こすような疾患が多発して、犠牲者たちが集団で葬られたところを掘り当てた、ということなんでしょうかね。何かの小児伝染性疾患か、それなら発育障害を残した個体が多数生き残ったのはちょっと不思議。栄養性の疾患、たとえばヨード不足でクレチン病でも集団発生したというあたりかな。これなら、他にもいくつか可能性はありそう。

というわけで、ホビットは邪悪なゴラムの追及を逃れ、再びファンタジーの世界に帰って行ったというわけ。

これも"The Anomalist"から。

投稿者 webmaster : 2004年11月26日 21:31

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コメント

なんだいそんなことになったんですかい。つまんないですね。

クレチンはありそうですね。ふつうにdwarfismでもよさそう。整形外科系の先天性疾患にもいくつかそんなのあったような記憶が。ああつまんないの。

投稿者 Aspirin : 2004年11月27日 00:04