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2004年12月08日  ロブスターではのうて、イナゴぞなもし [ニュース]

11月末ごろ、アフリカの西沖合いの大西洋に浮かぶカナリア諸島に、イナゴの大群が渡来したという事件が報じられたのは記憶に新しい。アフリカ大陸で大発生したイナゴの一部が、海路150kmを越えて息も絶え絶えになってカナリア諸島に現れたというのが、ちょっと可哀想な気もするほど。リゾートとしてはそこそこ有名ではあっても、イナゴが団体で食べるものなんかあそこにはないだろう。必死になって飛んできて、飢え死にするしかないのはお気の毒。こういうとき、動物保護団体ってのは何もせんのかね。

イナゴの飛来のおかげで観光客が逃げ帰ってしまい、島々は大打撃だったそうだが、それを報じる地元マスコミにちょっとした混乱があったというのが今回の話題。スペインのTV局、Tele5のWebがとんでもない勘違いをしてしまったのである。カナリア諸島にイナゴが押し寄せたという11月24日の記事に、なんとロブスターの写真を掲げてしまったのだ。その記事をみると、カナリア諸島は空飛ぶロブスターの大群が押し寄せ、島は一面ロブスターにおおわれてしまったと読めるのである。そんな事があれば、観光客は逃げ帰ることもなく、ロブスター食い放題の特別サービスを堪能できたはずだけどね。

この記事の間違いはすぐに気づかれ、Webの写真は四時間後にイナゴの写真に差し替えられた(これがキャプチャー画面)。なんでこんなことになったかというと、どうもスペイン語ではイナゴもロブスターも同じ"langostas"という言葉であらわされるのが原因であるようだ。別のスペイン語記事をみても、「ランサローテ島、ランゴスタスに襲われる」とあって、ちゃんとイナゴの写真が掲げられている。AltaVistaで調べてみても、langostasはロブスターだしねぇ。多分、スペイン語圏の人には形容詞やら脈絡やらで両者は区別がちゃんとつくのだろうけれど、前提なしでは間違うこともあるというところだろう。

そもそも、同じような節足動物なのだから、区別つける必要なんかないのかもしれないし。イナゴ好きの某地方の人々も、その辺をよく知っているのかも知れまへん。イナゴ食材に触れる事があったら、これはスペインでは「陸ロブスター」というんだよと、通ぶって食べてみようかなっと考えたりして。

投稿者 webmaster : 2004年12月08日 22:21

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コメント

そもそも「ロブスター大襲来」というのは報道陣としてちょっと考えるべきではないかと思われます。

投稿者 小狸工房 : 2004年12月09日 02:22