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ワインの瓶底には赤白の種類を問わず、独特のくぼみがついているのはご存知であろう。熟成過程で澱(おり)が出てくるので、ああしてくぼみを作っておけばその周辺に集まり、注ぐときに混じらないでいいからという理由である。そのため、瓶の中で澱ができるほど長期熟成されるワイン→高級なものという部分的には正しい関連付けから、あの窪みが深いものほど高級で値段が張るという説明がされる事がある。
現在は日常的に消費されるようなワインはもちろん、結構高級なものまでまずステンレスタンクで発酵熟成され、十分澱引きされてから瓶詰めされるので、あの窪みの実用的価値は乏しくなっていて、ましてその深さと高級さは関係ないという意見もある。しかし、パッケージとしての差別化という意味もあるらしく、やはり値段と窪みの深さには一定程度の相関があるという印象はつよい。
その辺を実証的に調べたレポートを掲載しているのがこちらのサイト。Itchy Squirrel(痒がりリス?)というペンネームのご仁による、突撃レポート志向サイトのようだ。今のところコンテンツはこのワイン瓶底と値段だけだが。Itchy Squirrel氏は鉛筆にミリ単位のスケールを書き込み、瓶底の深さをはかるゲージを自作してスーパーを訪れ、棚に並んでいるワイン瓶の窪みの深さを実測し、その値段もメモした。そして、それらの相関をグラフにプロットし、近似的一次関数を求めた。それがこちらのグラフである。
得られた関数はこれ。
ワインの値段(UKポンド)=(窪みの深さ<単位:ミリ>+3.49ポンド)÷4.3144
なおこれは赤ワインの場合で、白ワインならこれから1ポンド引いたものが大体の価格になるとのことである。スーパーで調べたからなのか、数百円から高いものでもせいぜい約2000円という価格幅になっているが、確かにこのクラスだと一番はっきり差が出るといえるかもしれない。何ぼ高いものでも、そんなにむちゃくちゃ窪みが深いわけがないのだし。
思わず自分でも近所のスーパーで調べてみようかと思ったが、ヒマがなくて断念。どなたか、追加報告をやってみませんか。ついでにコルク栓の長さと値段の関連も調べてみれば、より趣が増すでありましょう。
元記事はこちら。
投稿者 webmaster : 2004年12月15日 23:07
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