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2005年02月05日  携帯電話バッテリーエンハンサー [アートとかグッズなど]

携帯電話というものが普及し始めたころ、地方に住んでいるとその限られたカバレッジのため、実用にはまだ一歩で、またその弱点に付け込んだ妙なインチキすれすれの商品が売られていたものだった。よくあったのが、電波の到達範囲を広げると称する変なシールアンテナ。なんか一時話題になった白装束集団が車に貼りまくっていた、電波よけのシールを思わせるもの。内部アンテナと対応して、八木アンテナの導波素子か反射素子の働きをすると主張するつもりだったと思うのだけれど、そこまでのメカニズムは説明されていなかった。

さすがに今のようにデジタル化され、あちこちに中継局が造設されているので、この手の電波増強グッズというのはお目にかからないような気がする。もっとも、私はほとんど携帯電話グッズを売っている店に近寄る事がないので、そう実情を知っているわけではないけれど。

だから、と言うわけではないのだろうが、最近欧米で売られている携帯電話用怪しげグッズがこれ、BatMaxという名の携帯電話用バッテリー強化グッズ。「ナノセラミック」技術を応用した製品で、携帯電話のバッテリーにそのサイズに合わせて貼り付けておくと、通話時間、待ちうけ時間を30%延長でき、充電時間も40%短縮した上で、バッテリー自体の寿命も30%延ばせるというふれこみである。確かに、今の携帯電話の問題はほとんど電池の持ちだけですからな。

「ナノセラミック」なんていう怪しげな技術を自称するだけで、あ、こりゃインチキだわといいたくなり、あちこちでこの製品への疑義が表明されているらしい。例えばこことかこことか。でも、この製品を買って効果を検証したと自称するサイトもあり、そこによれば広告ほどではないものの、数%から15%の機能増強効果が見られたという。ここがメーカーから鼻薬を効かされていない保証はないものの、一応尊重すべき意見ではあろう。

「ナノセラミック」というのがどんな技術を指しているのかよくわからんが、多孔質のセラミックを貼り付けるということは、放熱作用はあるはずだから、その辺から何らかの効果を示すのかもしれない。そのうち日本でも売られるだろうから、充分眉に唾つけて実際の効果を見極めて頂きたい。実際の製品は携帯電話に限らず、充電可能な電池を使うすべての製品に応用できるとのことなので、ホントなら使う価値はあるかも。

でも、この製品の宣伝サイトのどこを見ても、肝腎の「値段」が書いていないんだよね。200円以下ぐらいのものなら、別に騙されても腹は立たんのだけれど。

情報はこちらから。

投稿者 webmaster : 2005年02月05日 23:26

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コメント

Masterさまが引用されている記事と関連があるのかわかりませんが、某大手100円ショップで、似たような、携帯電話の電池を長持ちさせるというシールが売られていました。

わたくしの携帯電話はもう4年も使っているもので、電池もかなり消耗しておりまして、もし不具合が出たら買い換えればいいやとためしにそのシール買って貼ってみました。なにせ100円ですし。

結果、なんとなーく、電池が長持ちしているような気がします。客観的データはないですが。その「なんとなーく代」としては100円は高くはないとわたくしはおもっております。

新品の携帯電話だったら、たぶん試さなかったでしょうが。

投稿者 あるぶる : 2005年02月08日 21:45

あははは、本職のセラミック屋としては用語の使い方見た時点で「インチキ」って判るくらい香ばしいですねぇ。あの成分では、ドレ見ても、宣伝文句にある「Absorb the electromagnetic field」とか「Generate a flow of negative ions」(日本で流行のマイナスイオンのつもりか?)なんて効果出す訳ありませんなぁ。
あとWebmaster殿、例え多孔質であろうとセラミック貼っても「放熱作用」なんて出ないと思います。金属よりも熱伝導が悪い物質が多いので、逆に「断熱作用」なら誤差程度に在るかも知れませんが。
まぁ何らかの効果があるとすれば、最大限ひいき目に見て、電池と電池蓋の隙間を埋めて電極の接触を無理矢理良くするって位ぢゃ無いですかねぇ。

投稿者 温泉カワセミ : 2005年02月06日 20:44

これでオバケ封じのおまじないでもプリントされていれば有り難味も増すのですがねー。
「平均的な人間は自分が信じているよりも遥かに頭が悪い」の法則はここにも適用されますね。

ここでラジコン模型とエレクトロニクスの話。
対空自走砲車のラジコン模型をなんとなく眺めていたら、不意に対空機関砲が空中の一点に狙いを定めた。
特に何か操作された気配も無いのに自動で動く様子を不思議に思っていたらオーナーが
「…ドプラーレーダーを搭載していて対象物に反応するとオートマチックで照準を定める構造です。エリコン機関砲の狙うその先には何かが飛んでいるはずです(笑)。」
某ラジコン戦車大会で目撃されたホントの話。
正確には地上にある近距離の(そりゃそうだ)金属物に反応するので多分車でも近くを通りがかったものと思われますが。
それでも自作のドプラーレーダーを搭載しているのはホントのホント!

投稿者 小狸工房 : 2005年02月06日 19:43

ちょっと検索してみたら、同じような品物がネットでも売られていましたわ。例えば↓
http://www.bidders.co.jp/dap/sv/nor1?id=15764357&p=y#body

昨年TVでも取り上げられ、インチキ商品であることが暴露されてたみたいですね。
http://mbs.jp/voice/special/200411/1129_1.html

ウェブの写真でみる限り、BatMaxと日本製(?)はほとんど同じようなものみたいですが、使い方が若干違うのが面白い。BatMaxは直接電池に貼り付けるのに、日本製は携帯電話の電池ホルダーのほうに貼り付けろとある。どうせインチキなんだから、多少間違っててもいいわと思ったんですかね。

投稿者 Webmaster : 2005年02月06日 18:18

「異業種交流会」というとどうしても「縁日と夜店」と言う言葉を連想します。
もちろん開催することで成果が上がる場合もあるでしょうが、本気で「できる」方たちなら平素から他業種の動向やトップの実績には注意を払うものだと思いますが。

投稿者 小狸工房 : 2005年02月06日 14:36

 これ、日本でも売ってます。 「長持ち君」とかなんとか、ふざけた名前でした。 店頭価格は¥980-でした。 異業種交流会のイベントで「エコグッズ」という触れ込みで配布されていました。 こんな怪しげなものを推奨商品のように配布する主催者の気が知れません。 効果は… すくなくとも私の携帯電話では良くわかりませんでした。

投稿者 これ・・・押し付けられました・・・ : 2005年02月06日 13:54

"『iPod』を「自粛」できないマイクロソフト社員たち"という記事が。

 《マイクロソフト社の経営陣は、自社の従業員の間で米アップルコンピュータ社の『iPodiPod』(アイポッド)が大流行していることに、苛立ちと不快感を募らせている。
 米マイクロソフト社が本拠を置くワシントン州レドモンドの緑豊かな敷地は、ニューヨークやロンドンをはじめとする世界中の市街地と同じ様相を呈しはじめた。どこに行っても、人々の耳には白いイヤホンがかかっているのだ。
iPodのあまりの人気に、従業員たちに使用を控えるよう伝える幹部たちのメッセージが増えはじめている。》

 しかし マイクロソフト社の従業員達は いかにして『iPod』を隠して聞くかということに 苦心しているそうです。

投稿者 藍・I : 2005年02月06日 11:25

さて携帯電話機と並んでバッテリーに高度技術が要求される(と私が信じている)のがラジコン模型の世界です。
受信機用電池と平行して動力用電池の進歩の速度は凄まじく、ワタクシが大枚叩いて買い揃えたニッカド電池パックもあっという間に旧式化してしまいました。
容量は毎年1.5倍ずつ増加し、材質もお馴染みのニッケル-カドミウムから水素電池、リチウムイオン電池と進化する一方です。なんせお金に糸目をつけない趣味の世界だものね。
一部競技用機種の世界では燃料電池も検討されているとか。
これに歩調を合わせて充電器の開発も進められており、かつては低電圧でれろれろと充電していたものが今ではコンピュータ内臓のプログラマブルチャージャーもすっかり一般化しました。ちょっと信じられない話ですが個々のセルユニットの充放電特性をコンピュータ解析し特性値の似通ったものでバッテリーパックを設えて競技会に挑む人たちもいます。
この上で周辺機器の話まで始めると興味の無い方は「なぜにここまで」と呆れられること畢竟です。

もっともこの世界技術系の方たちも大勢居られますので、やたらなものを売り出せば容赦なくメーカーごとぶっ叩かれますが。

投稿者 小狸工房 : 2005年02月06日 05:24