« 夢の肉弾三勇士 | メイン | Happy Birthday, Jesus! »
NASAのアポロ計画は偽りで、本当は人間が月に行ったことなんかないという陰謀論があるのは有名であるが、それよりももっと驚くべき宇宙計画の秘密があったことを示すビデオが公開されている。題して「黒人宇宙計画」。これによれば、NASAのアポロ11号が月に到着する3年前に、この黒人宇宙計画による人類初の月上陸が成功していたのだという。
黒人には公民権も認められず、公的施設は白人用と有色人種用に分けられていた50年代、NASAによる宇宙開発事業は白人によって独占されていた。そんなNASAに対抗して、黒人たちによってNASSA("The Negro American Space Society of Astronauts")が組織され、独自の宇宙計画を進めていた。
彼らは少ない予算で大胆に計画をすすめ、本家NASAもソ連との競争以上の危機感をもって彼らを意識していたのである。低予算のため失敗も数多く、沢山の犠牲者も出た。ビデオは宇宙から帰還できずに死を迎えた黒人宇宙飛行士の妻への手紙を紹介しているが、その崇高な姿勢には涙を禁じ得ない。
彼らはバスとキャデラックを改造した宇宙船と月着陸船を使い、本家より3年はやく月上陸を果たした。しかし、公民権運動の高まりで各地に人種暴動が起こっていた当時、ケネディ政権は黒人による月着陸ニュースが黒人たちを鼓舞することをおそれ、事実の隠蔽を図ったのである。彼らの英雄的な月旅行事業は、こうして忘れ去られていった。
このビデオはNASSA事業の研究家や、当時の黒人宇宙飛行士の証言、わずかに残っている写真やフィルムを編集したものだが、10分ほどの短編にもかかわらず、人種差別にめげずに独自の宇宙開発を進めたNASSAの奮闘を、今日によく伝えるものとなっている。昨年度のファーストサンデイズ・フィルムフェスティバルで、最優秀賞を取ったのも当然であろう。
ビデオはこちらのページからストリーミングで見られる。それはいいんだけれど、せっかくここまで作り込んでいるんだから、「衝撃の−しかし事実ではない−黒人宇宙飛行士物語」って書いてしまうのはイカンのではないかな。
ファイル保存を望まれるなら、こちら(WMV形式。約10Mb)から。
投稿者 webmaster : 2005年03月27日 20:07
このエントリーのトラックバックURL:
http://med-legend.com/mt/mt-tbcba.cgi/390
しかし「交信は途絶した」の意で「ブラックたちはブラックアウトした」とかの駄洒落はどうにかならないものですかね。
投稿者 小狸工房 : 2005年03月28日 01:41
あの野球ユニフォームは、黒人リーグの写真を流用したためだと思われます。このビデオ自体が、黒人リーグを回顧する有名なドキュメンタリーのパロディになってるらしい。
最初のほうにある、NASA職員がKKKのフードをかぶっている写真で、妙にツボにはまってしまった。
投稿者 webmaster : 2005年03月27日 23:32
宇宙開発に関しても愉快な都市伝説がどっさりありますね。
僕が一番気に入っているのは、アメリカに先立ち五年も前にソヴィエトが月面に到着していたが、月面に待ち構える宇宙人の一団に恐れをなし急ぎ地球へ逃げ帰ったというものです。
この手の噂を列記するだけで本が一冊書けそうな勢いですが。
投稿者 小狸工房 : 2005年03月27日 23:04
なんか、絵に描いたような作りもんのお話で宜しいですね。なんと言っても、キャデラックを改造したりとか写真の宇宙服が安物の野球ユニフォーム(ボタンらしきモノまである)にしか見えんし、極めつけはアポロ11号の3年前は「ケネディ」ではなく「ジョンソン」政権やってあたりに「ツッコミ代(しろ)」が、たっぷり残ってる辺りがジョークとしてはバランスが良いのかなぁと。
投稿者 温泉カワセミ : 2005年03月27日 21:57