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2月20日と、いささか古い報道で、しかもサンディ・ミラーというイギリスの東スポとしてしられるタブロイド新聞の言うことなのだけれど、なぜか日本ではほとんど報じられなかったようなので、ここで落ち穂拾いしておきたい。
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ブッシュ大統領は、カミラ夫人が離婚経験者であることを理由にして、ホワイトハウスへの来訪を拒むと表明した。この決定は、チャールズ皇太子が結婚後に米国にロイヤル・ツアーを行うという、かねてからの計画に水をさすことになった。
この旅行は二人にとって初めての公式的訪問になる予定であったが、米国の右派キリスト教徒の支持をバックにしているブッシュ大統領にとっては、二人とも離婚経験者というカップルを招いてホストをつとめるというのは、「不適切な」ことであったのだ。この決定は、彼の先輩大統領であるレーガン氏が、離婚経験者であるにも関わらずおこなわれた。
ある政府関係者は、「ホワイトハウスはカミラ夫人を歓迎しない、という指示は政府全体に伝えられている。二人の訪問はマスコミの注目を集めるのは間違いなく、大統領は二人と密接な関係があると人々に受け取られたくないのだ」と語る。
アメリカ人の多くはダイアナ元妃をいまだに愛しており、皇太子とカミラ夫人にいい感情を抱いていない。そんな二人に対して盛大なディナーなどを開催したら、大統領にとっては、きわめてまずい宣伝になってしまうというのである。(以下略)
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タブロイド紙とはいえ、この決定に関する報道は事実だったようで、皇太子は結局米国への公式訪問を断念し、結婚式もえらく地味なものにすることに間接的につながった。それにしても、再選のことを考える必要もないのに、ご自分よりはよっぽど人気が高かった先輩大統領までくさすような、堅苦しい建て前を持ち出すというのは、ちょっとイカンのではないかなと思わないでもないですな。
スタッフにだって離婚している人いっぱいいるだろうし、そういう人まで拒否するんだろうか。居心地が悪くなるのは間違いないしね。社会学者の中根千恵さんが、離婚に対する倫理的な規制のない社会では、離婚率はほぼ66%程度になる、というような事を言っていたような記憶がある(かなりあやふや)。それからすればアメリカの50%程度という離婚率だってまだ低いわけで、セコイ倫理で縛ろうとしても所詮無理というモノ。
チャールズ皇太子夫妻におかれては、離婚がポジティブに認知される過程を積極的に推し進める役割を担って頂きたいと願うばかりであります。そうすりゃ、私らの仕事がちょっとは楽になるかも。
投稿者 webmaster : 2005年4月11日 23:09
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イギリス王室では「ゴシップは赤新聞に流せ」という合言葉がありますね。
一般誌で報道したのでは角が立つ情報も、ゴシップ誌でなら大衆も訳ありで受け止めてくれると。
一般誌では事が大げさに成りそうな情報も、ゴシップ誌を通せば「あーなるほどね」と流してもらえるから。
先にゴシップはゴシップとして報道しておけば、世間もそれなりの反応しか示しませんから。
今回の一件も、報道次第では国際問題として論じられる厄介もありましたから。
投稿者 小狸工房 : 2005年4月12日 04:13