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2005年04月17日  「騒音おばさん」報道への疑問 [ニュース]

日曜日のニュースショーをみていたら、どこの局も、奈良県で騒音を流し続けて傷害罪で逮捕されたというおばさんの映像を、かなりの時間をとって流していた。なかなか強面の中高年女性が、若向けのヒップホップなんかを好んで選曲し、それも結構リズムに乗って嫌がらせをしているところが面白いのだろうが、どう見ても「病的」なあの行動を延々と流し続けることに、全くためらいが見受けられないのが不思議なのだった。

どこかの局では黒縁メガネがトレードマークの、マスコミ女性精神科医がコメンテーターになっていたが、なんだか歯切れ悪く「早めに医療ルートに乗せるべきだった」というようなことを、ゴニョゴニョ言うだけであった。そう思っているなら、ああいう狂態を長々と実名で全国にさらすことがよろしくないことであることぐらい指摘すべきではありませんかね。

人権屋さんというのが世の中にはいて、こと「弱者」のやることに関しては絶対的に保護されるべきだとしゃしゃり出てくるものなのだけど、常識では明らかにビョーキと見えても、公式にそうラベルされていないとその保護対象にはならんと見える。

だいたい、あのおばさんのイカレタ行動は数年以上続いていて、民事裁判での差し止め命令も得られていたというのに、まるっきり法執行が不徹底だというそちらの方のいい加減さについて、誰も指摘しない。とにかくあのおばさんが非常識だ、というばかり。常識とか非常識のレベルではないのだから、そんなこと言っても仕方ないのに。

昔からああいう均質な近隣社会での妄想的加害-被害意識に基づいた異常行動を示す人というのはよくいて、大概中年の主婦であることが多い。そういう人たちの妄想は限定的であることが多く、典型的分裂病にみられるような、感情面や人格面での障害がほとんど進行していかないため、社会的破綻をうまく回避して暮らしていたりする。時折、そういう異常が露出することがあっても、そのことによる不利益とのバランスが成立して、外に向けて積極的に表現されることがすくないのである。

あのおばさんのように、どういう事情か知らないけれど、全く歯止めというものが欠けてしまえば、ふつうは妄想的ストレスが溜まりに溜まった時だけ出てくるような異常行動が奔出し続けることになる。警察や行政がちゃんと解決するつもりになれば、なんぼでも手段はあったはずで、人権がどうしたこうしたという腑抜けた言い訳を使ってサボりまくっていたのは間違いないだろう。

地域のトラブル、それも暴力的な威迫を伴うような異常行動に対して、世間知を働かせて問題解決にあたるというような姿勢がどこからも、本来その義務があるような公的機関からも、出てこないのが問題なのであって、あのおばさんの奇異性だけにすべてを帰してすむ問題ではないと知るべきなのである。

投稿者 webmaster : 2005年04月17日 23:03

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書こうと思って結局書かなかったんですが、日参してるところで見事に書ききってくれたのでご紹介のみ。 医学都市伝説 http://www.med-legend... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年04月18日 07:08

» 騒音おばさん from K blog
最近そんなのが流行ってるんだね。知らなかった。でもニュースの動画とか見てみると、この報道はかなり偏りがあるんじゃないかって気がする。 [続きを読む]

トラックバック時刻: 2006年05月03日 10:29

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トラックバック時刻: 2006年05月03日 12:37

コメント

こんにちは、一度BBSの方に書き込んだことのあるものです。

昨日、日本テレビの夕方の報道でも取り上げておりました。
塩爺が、「あの目は尋常じゃない、あれはキチガイだ。」と発言。福沢アナがあわてて取り繕っていました。

投稿者 K.j tyler : 2005年04月18日 10:05

いぬあっちけー以外ほとんど見ないのですが、いぬあっちけーではものの見事にスルーされていました。
正式にコメントすると地方行政やら警察権の行使やらにまで突っ込まねばならないのは黒ブチメガネの女史も心得ておられるはずですからその程度でお茶を濁さざるを得なかったのでしょう。
マスコミすらこれ以上突っ込むと己の首を締める結果になりますから。

そして視聴者側も、です。

ンなこと分かりきってるからいぬあっちけーは故意にスカっと抜かしたのでしょうね。

このオバハンの予備兵はどこの町にも一人二人はいるものですが。

投稿者 小狸工房 : 2005年04月18日 01:39

>世間知を働かせて問題解決にあたるというような姿勢がどこからも、本来その義務があるような公的機関からも、出てこないのが問題なのであって、あのおばさんの奇異性だけにすべてを帰してすむ問題ではないと知るべきなのである。

差し詰め、現代日本の病理といった所ですね。

投稿者 二人目 : 2005年04月18日 00:24