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2005年4月12日  ハッピーエンドでないとねぇ...... [都市伝説・デマ・トンデモ]

かなり前に仕入れていたネタなんだけれど、あんまり不謹慎なのでアップは遠慮していたもの。画像という事実の一面が、事実を離れたストーリーを生むという好例。

昨年3月頃から、ネットに流通した一枚の写真がある。それは、どことも知れぬ病院の救急部で治療を受けている男性の姿であった。初めの頃、その写真にはなんのキャプションもつけられておらず、ただただ、彼が受けた外傷の画像的衝撃性に依拠したといえるようなものであった。そのうち、その画像には解説の文章がつくようになった。その概要は以下のようなものである。

「以下に示す映像は、ウェスト・バージニアでオートバイの運転を誤って受傷した男性が治療を受けている救急治療室で撮られたものだ。彼は時速120Kmでカーブを曲がろうとして失敗した。

彼は側溝にに突っ込んで放り出され、運悪くフェンスの杭の上にお尻の方から着地した。その後どのようなことになったかは、容易に推測できるであろう。被害者にとって幸運なことに、異物の嵌入による臀部のひどい外傷と大腿骨骨折、肋骨骨折にもかかわらず、六ヶ月後、彼は完全な回復を得たのである。

医師は彼の受傷のさい、異物嵌入があまりに重篤だったため、出血が少量で済んだことが回復の理由であったと言っている。」

画像があまりにショッキングなので、こうしたハッピーエンドの解説が画像だけのチェーンメールに、自発的につけられて豊富化されたのだと思われる。この怪我で、ひどい目にあったというだけでは、ちょっと被害者の方は気の毒すぎますものねぇ。

実際は、詳細がもう一つ明らかではないものの、この映像はチェーンメールにつけられた説明とは全然違い、アーカンソー大学医学部の救急医療部で撮られたものだと言うことだ。この被害者はトラックに乗っていてフェンスに激突し、その際、フェンスを固定していた杭がトラックのエンジンルーム越しに彼の会陰を貫いたとのこと。

彼はすぐに会陰を貫いた杭の除去術を受けたが、数日後に感染症のため死亡したそうである。写真を見ても、左足の血液循環はほとんど止まってますものねぇ。リスクがちょっと高すぎる。このチェーンメールを作った人は、こんなに痛い写真を見せて他人を気持ち悪がらせたいが、同時にハッピーエンドになる話はでっち上げたいと思ったらしいところが、人間の複雑なところ。

実際の画像はどこなんだといわれるかも知れないが、かなりグロなので、以上の記述から推測して、見たいと思う方だけ自己責任で見て頂きたい。後で文句は言わないでね。画像はこちら

インチキながら、元キャプションを引用したのはこちら

元情報はこちら

投稿者 webmaster : 2005年4月12日 21:25

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