« 試験時祖母急死症候群 | メイン | 人肉味豆腐発売される? »

2005年05月19日  ミレニアム・ファルコンinウェールズ [ニュース]

それほど昔でもないころ、そう遠くもない西ウェールズの町で、世界で一番有名な宇宙船が作られていたのだった……。(音楽:スターウォーズのテーマ)

1979年の冬、ウェールズの波止場町の古い格納庫の中で、空飛ぶ円盤が作られているという噂話が広がった。関係者たちは沈黙を守った。彼らは3ヶ月を費やして、オリジナルの「スターウォーズ」に使う、ミレニアム・ファルコンのモックアップ模型を作っていたのである。それはシリーズ第二作、「帝国の逆襲」のために準備されていたのだった。

作ったのはマルコン製作所という、石油化学工業のための機械を製作する会社であった。製作場所は第二次大戦中、軍事作戦用の高速ボートを作っていたドックである。ドックの持ち主であるゴバン・ディビスは当時の秘密製作過程を回顧してこう語る。「関係者以外は誰も入れなかったし、いつも鍵がかけられていたんだ。モノは丸太の骨組みに鉄製の外皮で作られていた。いつも30人から40人が働いていたな。ホントにでかかったよ」。

このプロジェクトは関係者の間では「魔法の回転木馬」というコードネームで呼ばれていたが、ディビス氏によれば、噂はすぐに広まってしまったという。「初めのうちは友達どおしで話すぐらいで、誰にでも話すようなことはなかったよ。ドックの持ち主のオレがモノを見たあとでも、教えてもらえなかったね」。

秘密は1979年3月、地元の新聞が「空飛ぶ円盤の謎、明らかに」という記事にしたことで露見する。その記事は冗談めかして、そのころその地方でよく目撃されていた空飛ぶ円盤との関係づけるものだった。「スターウォーズ」の特殊撮影効果担当者であるブライアン・ジョンソンによれば、この宇宙船は飛ぶこともできたのだという。ただし、1~2ミリ程度。

「そいつは重さが23トンあって、直径は21メートルあった。俺たちは宇宙船の脚に圧搾空気の噴出孔をとりつけて、地面から浮き上がれるようにして車輪なしで移動できるようにしたんだ。宇宙船は本当に、エアクッションで床から1~2ミリ浮き上がった。ドックから運び出すときには、いくつかに分解してトラックに乗せ、撮影現場まで持って行った」。
----------
以上、昨日のBBCニュースから。

出だしが凝っていたので、すてきなオチがあるのかと読んでいったのに、なんもありません。スターウォーズの第6作目が公開されて話題をさらっているので、へそ曲がりの英国人としては、少しでもそちらに引っ張られることのない、トリビア関連記事を書きたかったんでしょうなぁ。私もへそ曲がりに関しては同様なので、いい加減に訳して紹介してみた。多少の蘊蓄用にはなるかも。

投稿者 webmaster : 2005年05月19日 22:46

トラックバック

このエントリーのトラックバックURL:
http://med-legend.com/mt/mt-tbcba.cgi/439

コメント

毎度ながら馬鹿馬鹿しいと思いつつ(自分の文章にです)、余計な薀蓄を重ねるのであった。

というわけでアーサー・C・クラークの「白鹿亭奇譚」より
昔流行ったSF物の某冒険テレビシリーズ。
番組に使われる大道具もエピソードが進むにつれどんどん大仕掛けな物になり、とうとうスタジオを占領するほどの大きさのレーザー砲塔のセットが作られた。
無数のネオン管や電球で派手派手しい電飾を施されたそれは透明な砲身を煌びやかな電気スパークが駆け巡るギミックが加えられ…

スイッチを入れると眩い「何か」が砲口から発射されスタジオの壁を突き破り隣のビルを直撃した!

というオチ(笑)。

投稿者 小狸工房 : 2005年05月20日 19:35