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2005年05月30日  うつ状態の鞭打ち療法について [医学・科学関連]

whip_s.jpg今年の3月26日、「プラウダ」紙英語版にのった記事。
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鞭打ち療法はうつ状態と自殺の危機を癒す

驚くべき効果:患者は世界に明かりが灯るのを見る。

ノボリシビスク在住の科学者が、国際学会に画期的な気分障害治療とリハビリ手段を報告した。「嗜癖行動に対する疼痛の効果について」というのがその題名である。報告者たちによれば、アルコールや薬物嗜癖、抑うつ、自殺念慮そして心身疾患は患者が人生に対する興味を失ったときに起こる。生きる意志を失うことは、「幸福のホルモン」といわれるエンドルフィンの分泌不足を引き起こす。もし抑うつ患者が鞭打ちなどの手段で刺激を与えられると、それはエンドルフィン受容体に働き、幸福感が産生され、最終的には抑うつ感情はぬぐいさられるのだ、と。

この報告では次のような治療過程を推賞されている。治療ごとに、お尻に鞭打ち60回を30セッション。薬物嗜癖者からボランティアを募って行ったこの新しい治療の治験では、素晴らしい治療成績が報告されている。

生物学博士、セルゲイ・スペランスキィはノボシビルスクで有名な学者である。今回の画期的報告グループの中に彼は加わっているのだが、彼は自分自身のうつ病を克服するため、自己鞭打ち療法を使った経験がある。また、彼は二回の心臓発作をこの物理的苦痛投与法で乗り切っている。

「鞭打ち療法は異性から受けたときに一番効果があるようだ。その効果は驚くべきもので、患者は周囲の世界に明かりが灯るのを感じはじめ、心痛は消えていくんだ。お尻の痛みが治まるのには時間がかかるがね」、そうスペランスキィ博士はいう。

鞭打ち療法は医学史の中では決して新奇なものとは言えない。チベットの僧侶は同じような治療法を使っていたし、旧ソ連の精神病院でも、肉体的苦痛を与える方法が行われていた。それは硫黄とモモのオイルを混ぜた物質を注射する方法で、患者は耐えがたい痛みを体験するが、良好な予後が得られていたという。

「人は私をマゾヒストと言うかも知れないね。でも私は古典的なマゾヒストではないと言い切れるよ」、博士はそのように付け加えた。この革命的治療法は、ロシアの精神科治療に新しい地平を切り開くだろうと、報告者たちは保証する。例えば拷問にかけるというような、もっと効果的な方法も使われるかもしれないが。
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以上、多少の意訳をまじえた全訳。なかなかロシア的な雰囲気に満ちた「治療法」といえよう。気分障害の小娘患者がリストカットするときなど、ホントにこんなこといいますものなぁ。でも、効果が持続しないのもみなよく知ってますが。

この記事を紹介していたのはイグ・ノーベル賞サイトなんだけど、そこではここに名前の出ていたセルゲイ・スペランスキィ博士について書かれていたが、どうもこの人はもともと超心理学系の人らしい。93年に「モスクワとノボシビルスク間のネズミと人間のコミュニケーションについて」という論文があるとのこと。

投稿者 webmaster : 2005年05月30日 21:17

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コメント

そういえば鬱病の女性と付き合ってた時、SEXの最中に尻を叩いたり背中を強く噛むように要求されたっけなあ。
…あれもちょっとは効果があったんだろうか。

投稿者 ああ : 2005年06月27日 05:54

ありゃま、前にキツネの分離交配のことを書いたときもノボリシビスクと書いてましたがな。早速修正。

なんかの記事からそのままコピーしたような気がするんだが、Googleしても、自分の文章しか出てきません。

投稿者 webmaster : 2005年05月31日 12:53

s/ノボリシビスク/ノボシビルスク/g;

投稿者 passerby : 2005年05月31日 01:12