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どんな経緯で見つけたのか忘れてしまったのだが、このフィリピンのTV局が報じる国内記事が妙に気になってしまう。なんでもフィリピンではここ最近、飛行機事故が相次いでいて、3ヶ月の間に6件の事故がおこり、23人が死亡したのだそうだ。それも4件は5月に集中したという。「何故だかわからないか、何か不穏なパターンがあるんだな」、そう関係者は語っている。
「なぜ飛行機事故は5月に起こるのか」という記事の表題にもかかわらず、この記事はその後一般的な航空事故の説明になってしまうが、私は日本の場合にも、こういう集中的連続パターンがあるのか調べてみたくなった。
というわけで、こういうサイトを探し出し、簡単な集計をしてみる。ここは死傷者の有無にかかわらず、事故調査委員会の調査対象となったものをすべてひろってあり、対象は大型航空機からウルトラライトプレーン、ヘリやグライダーまでをも含む。ただし、エンジン付きパラグライダーは含まれていないようだ。あくまで操縦席を含む座席と、枠のある翼を持った飛行体というしばりのようだ(自信なし)。
74年から05年までの30年間に、実に1159件の事故が起こっているのだが(私の集計では空中衝突は二件としているので、これより10数件多くなる)、これを月別発生数だけに注目してグラフ化したものがこれである(05年の記録は除外した)。一見して、8月と5月にピークが著明な夏期に偏った発生パターンを示していることがわかる。一番多いのは8月で、一番少ない12月と比べると、実に3倍である。
はてさて、これはどのような理由によるものだろうか。一番考えやすいのは、8月や5月は休暇シーズンなので、空のトラフィックが増えるからというものだが、それでこんなに差がつくものだろうか。それに、事故のなかでは軽飛行機が占める率が一番高く、利用されるのにそんなに季節による差があるものだろうかとも思われる。
ウルトラライトプレーンも含まれることから、あんな機体では冬なんか飛んでられないからだというのも次に考えるのだが、生データでは結構冬だってこれらの事故は起こっているのである。暑苦しくて判断力が鈍るとか、台風の影響とかの複合的要因ということなんですかね?
こんな大雑把な集計で何かを言うことは出来ないとは思うものの、まことに謎の結果が得られて、いささか当惑するのであった。こりゃ、8月のフライトは控えておいた方がいいかな。
投稿者 webmaster : 2005年06月10日 21:44
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月別の集計は手作業でされたのでしょうか?
投稿者 kit : 2005年06月17日 08:07
そういえば、航空法から言えば、たとえジャンボ機であろうと、離着陸用の車輪がなくて、乗客乗員が足を突き出して離着陸すればそれは航空機ではない、なんてのがTVで紹介されていたような。
それと、「機内死亡」は1999年からは事故にカウントされなくなった、なんて書いてあったような気がします。
投稿者 webmaster : 2005年06月12日 23:32
統計を大型機に限って見ると、「機内死亡」というのが結構ありますね。これ、案外1位だったりするかも。
私達がふつう利用する旅客機での事故を心配するには、事例が少なくて統計的信頼性がないかもしれないですね。
(実際に数えてみたわけではありません、ただ、ちょっと見ての感じですが)
投稿者 1701f : 2005年06月12日 21:30
をたくな講師さんのおっしゃるように、確かに夏は積乱雲にる一時的、局地的悪天候等もありますが、自家用機の事故は梅雨や冬季の山岳地帯での出来事が多いです。
ちなみに、私の元いた会社は4末~8月中旬までの事故が非常に多く、シーズンで葬式4回とか言う時もありました。
なぜかと言うと、このシーズンはちょうど田んぼの農薬散布時期で、狭い山間の電線の横を縫うように早朝、二日酔の頭で低空を、自分のエネルギー(速度や高度)を殺さずにグネグネと往復運動すれば、電線にひっかかったり、他社の機体とぶつかったりすることは非常に多いですし、単純にこのシーズンの機体の稼働率は非常に高いものでした。
あとは、冬季にはできない山岳地帯のケーブル渡や山小屋への荷運等もありますし・・・
単純に旅客機(定期運送)だけの統計を取られた方が吉かも。
投稿者 その道の人 : 2005年06月12日 10:12
航空機事故調査委員会は、航空法で定められた航空機の事故を
調査対象にしています。
航空法でいう航空機とは、専用の降着装置を持つ物です。
動力があっても人間の足で着陸する物は航空機ではありません。
5月8月に事故が多いのは他の月に比べ気流が不安定なんて
事もある様に思えます。軽飛行機やグライダーは、離着陸時の気流の乱れに大変に弱いです。
また、日射が強く頭がボーッとして注意力が落ちるなんて事もあるかもしれません。
投稿者 をたくな講師 : 2005年06月11日 22:57
今日の記事とは何の関係もありませんが、ラジコン飛行機など飛ばしているとどこからとも無くバラバラバラバラと爆音が…
次の瞬間店長の「全機退避ーっ!」という怒号が飛びまつ。
ゆっくりと高度を下げてくるモーターパラグライダーのパイロットが(地元では良く知られた名士だったりする)手なんか振ってたりして(笑)。
傍目には判り難いのですが、ラジコン飛行機のプロペラは硬質ナイロン製だったりします。
それどころか独自にチューンされたものだと、アルミ削りだしのブレードをなおかつ研ぎ出したりしているものですから、掠めただけでもとんでもない裂傷を負ったりします。
いやー一同冷や汗をかきましたが。
パイロン機がブンブン飛んでいる真下で幼児があどけない顔で見上げていたときには全員血が凍りました(笑)。
だってあれ、回転する刃物が時速200キロメートル近い速さで飛び回っているのと同じですから。
当然ながらどうしようもない時には安全圏を確認してから自発的に墜落させまつ。安全第一。
というわけで僕はラジコンは電動ボートに絞りました(ヘタレ)。
投稿者 小狸工房 : 2005年06月11日 00:03