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またもAnnals of Improbable Researchサイトからの情報で心苦しいのだけれど、様々に突っ込みしたくなる物件だったので思わず紹介。
ブリストル大学で獣医学を学び、獣医として働きつつ、ロイヤル大学で家畜産科学の研究を続けていたサラ・ベイリー研究生は、2001年、グラスゴー大学のコンピューター科学教室で、医学分野での情報工学の研究を始める。彼女のテーマは、獣医学を学ぶ学生に、牛の生殖器官の触診を学ぶためのシミュレーターを提供することだった。
試行錯誤の末完成した彼女のシミュレーターは、2003年の英国家畜医科学会で発表された。これはグラスファイバー製の牛の下半身(というのかねぇ?)の形をしており、生殖器官と骨盤辺縁部が模型で再現されている。
それらの模型にはセンサーが仕込まれているらしく、学生の触診手技が傍らのPC画面に映し出されるようになっており、教官はその手技の習熟の判定を容易に行うことが出来るというもの。これを使うことで、いろいろなケースを安全に体験でき、動物にとって危険な侵襲のある手技も適切に教育できるというふれこみである。
そういえば、産科学の実習のはじめの方で、マネキンの胴体みたいなところから、赤ん坊の人形を取り出すようなことをやった、かすかな記憶がありますな。しかし、それにPCがついたら、何かメリットあるのかいな。牛の胴体はがらんどうみたいだし、教官が中をのぞいていれば、ちゃんとした操作をやってるかどうか、一目瞭然のような。
流し読みした限りでは、様々な状況がヴァーチャルに設定できるようなコトが書いてあるんだが、触覚とのインターフェースはどうやっているんだろう。PCで設定した妊娠状況が、触ってわかるように再現されるならすごいと思うんだが、どうもその辺はあまり詳しく書いていないんですな。なんか、読み落としているのか、それこそがこの大発明のゆえんで、うかうかとウェブなんぞに載せてられないところなのかも。
投稿者 webmaster : 2005年06月17日 22:59
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http://med-legend.com/mt/mt-tbcba.cgi/470
さて民間の警備会社(実質的な傭兵部隊)での訓練風景のひとつに現場での負傷者の応急処置が紹介されていましたが、ダミーは負傷した脚からリズミカルに血を噴出すという凝り様でした。
ここまでやらなきゃならないものかとも思いましたが、現場で慌てるようでは話になりませんし。
とりあえず圧迫止血で、傷口を高くするという措置でした。
ところで案の定というか、グルカ部隊出身の方もおられましたね。
日給十万…うぅ~む。
投稿者 小狸工房 : 2005年06月27日 02:48
初めて「ハーベイ君」の存在を知ったときには素直に感心いたしました。脈は細るし瞳孔は開くし。おまけに経過は記録されて採点されるし。
腹腔鏡手術用シミュレーターはY新聞の連載記事にも紹介されていましたね。先日の事件を受けて、実技試験の一環として用いられると。もちろんこれで全て賄えるわけでもありませんが、これが出来ない様では生身の人間を扱うには到らないでしょう。
関係あるかどうかわかりかねますが、精密模型の世界には歯科の方や心臓外科の方が大勢おいでです。
投稿者 小狸工房 : 2005年06月22日 01:24
外科の大学院生です。
腹腔鏡手術用のシミュレータは4種類ほど使ったことがあります。触感がフィードバックされるタイプのは、これがなかなか上手に触感を返すようにできていました。
そして、自動的に採点もしてくれますし、アドバイスをくれたりもします(この部分だけ人力なんですかね、触診シミュレータは)。
でも、これで慣れてしまうのはどうかな?危ないんじゃないかな?という印象。内視鏡下の手術では触感に頼ることより、eye-hand coordinationこそが重要となるので…。触感を出すプログラムは、ある程度は手術をやっている人がするのはよさそうですが全くの初心者がするのはどうかなと。
他のシミュレータとしては、消化管内視鏡や血管造影のものがあるようです。おそらくこれらも触感を出すプログラムがあるのでしょう。触感を出すのにどのような機構が働いているのかまでは業者さんに聞きそびれてしまいました(腹腔鏡手術のシミュレータでどんな練習ができるのかということに気を取られていましたので)。機会があったら聞いてみます。鉗子やカテを介して触感を返すのと、触診の触感を返すのとでは大分違いそうですけどね。
シミュレータと実際とはかなり違うとはいえ、シミュレータで上手にできないようなら実際にできるわけないのでしょうから、役に立つのでしょうね。初めて触診するときの緊張感も緩和されるかも?
投稿者 あやち : 2005年06月21日 22:37