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英国テレグラフ紙7月17日号の記事より
英軍兵士たちは現在、訓練用空包不足のために、口で「バン、バン」と叫ぶというえらく情けない真似をさせられる危機に瀕している。空包不足は重要な演習の中止や、縮小という結果も招いている。
この危機は英軍が9000人の部隊をイラクに駐留させていることと、4000人を来春までにアフガニスタンに展開する予定だという事に起因している。不足は空包だけに止まらず、グレネードランチャー訓練が充分行えなかったり、機銃のクリーニングキットの不足にまで及んでいる。
この大失敗の詳細にふれた英軍演習指揮部門の報告書を、今回テレグラフ紙は入手することができた。この報告書は6月24日の日付で、「夏期予備役演習における5.56mm空包の不足について」と題されている。この空包は英軍が正式採用しているSA80アサルトライフルに使用されるものだ。報告書は続けている。「これは英軍全体の問題で、供給が全く需要に追いついていないということだ。兵站部門は解決策を求めているものの、この8月までに片づけるのは困難だ。」
英軍兵站部門は文民、軍人あわせて2800人で運営されており、軍事行動に必要なすべての物資と設備を調達して配備する任務を担っている。この部門は、イラク戦争開始当時より、批判的な姿勢を表明してきた。ある軍部長老は、今回の訓練用空包の不足は「恥の象徴」だと語り、英軍全体にとって最悪の時だとしている。
「兵士が演習の時に、空包が足らないからといって『バン、バン』なんて怒鳴るほど情けないことがあるかい。兵士が真面目にやらないと、演習の効果なんかないんだよ。イラクで自分の命を脅かされる兵士が、国防省の誰かが基本的算術が出来ないおかげで口でバンバンなんて、恥知らずもいいところだ」。
ジェラルド・ホワース陰の内閣国防大臣は、空包不足は国への裏切り行為であるという。「これは軍の変質のグロテスクな一例だ」。
国防省スポークスマンは次のように語っている。「空包不足は確かに事実であるが、具体的な軍事作戦の訓練については全く問題はない。ただ、予備役訓練に影響が出ているだけだ」。
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昨日の記事があちこちでウケたのに気をよくして、またもしつこくイグ・ノーベル賞サイトからの情報。ここがこれを取り上げたのは、すでに5年前、英海軍が戦艦の艦砲射撃訓練の時、爆薬を使わずに「バン!」と叫ぶという命令を兵士に下したという英断に対して、2000年度イグ・ノーベル平和賞を授与されたという前史がある。
ありがちなオチで納めるなら、ホントの戦争もこの「バン!バン!」でやったら、もっと画期的なんですけどね。
投稿者 webmaster : 2005年07月20日 22:33
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砲弾不足は、日本の伝統ですから・・・・。
富士演習場の総合火力演習の時ぐらいでしょう、存分に使わせてもらえるのは。
投稿者 ズドーン : 2005年07月21日 21:54
さてこの場合空砲の使用が望まれる訓練内容でも口鉄砲が用いられているという事例なのでしょうか。
「射撃姿勢、構えて」
「バーン!」
の訓練光景も良くニュースで見かけますね。
といっても傍目には何かのジョークにしか映らないでしょうか。
大真面目なんだけどなー。
対空機銃の射撃訓練ではやたらと実包ぶっ放すわけにも行かないので、カメラを内蔵したダミーで引き金を引くとシャッターが下りる仕掛けになっていたそうですね。
真ん中に機影が写っていれば当たり判定と。
投稿者 小狸工房 : 2005年07月21日 20:13
自衛隊でも,弾を込めずに(空包も入れず)照準訓練などする時は口で「バーン!」と言います.結構万国共通かも.
投稿者 ネオ筑摩屋松坊堂 : 2005年07月21日 15:37
我が自衛隊では、訓練時(実戦の時の事は知らない)口鉄砲で「バンバン」は常識です。
昔、あるジャーナリストがレンジャーの訓練に参加して、
レンジャーが仮想敵基地を襲撃した時に、「バンバン」を見て呆れていました。
投稿者 をたくな講師 : 2005年07月21日 07:29