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22年前の今日、ニューヨーク州立大学メディカルセンターで、オペラ・ロックなる異端のポップスを創ったドイツ生まれの歌手、クラウス・ノミが死亡した。享年39。エイズによる癌性疾患によるものとされる(8月8日にスローン・ケッタリング癌センターで死亡したという異説もある)。
どこかでも書いたように、私はこの時代のポップスというものに全く不案内なのだが、なぜかノミだけには興味を引かれていた。というのも、当時スネークマンショーという、なんというのか一種のお笑いミュージック・テープがそれなりに流行っていて、そこでノミのコールド・ソングという作品が取り上げられていたからだ。
シンセサイザーの伴奏で、ベルカント唱法で歌われる男とも女とも付かないつぶやきのような歌声はやたらにインパクトがあって、何とかその他の曲を聞きたいものだとおもっていたのだが、今みたいに簡単に情報も集められず、通販も難しかった当時、田舎住まいの悲しさ、ついに手に入れることが出来なかった。彼の歌声をまた聞いたのは、P2Pが簡単に使えるようになってからだった。
彼がゲイであって、エイズに侵されており、その関連疾患で死んだ初めてのミュージシャンであるというのも最近知ったこと。それを知ってから聴くと、あの奇矯なパフォーマンスは、絶望を乗り越える手段だったのだと思われて、つい涙を誘われる。
世界はフリークスたちに支配され、今更どうにもならない。
でも、そのままにしておこう。どうせ僕らもそこにいるのだから。滅びの日の後、僕らは生まれ変わる
すべてが吹き飛んでしまった後
すべてが吹き飛んでしまった後
(from "After the fall")
投稿者 webmaster : 2005年08月06日 23:58
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初めまして。
楽しく拝見しています。
そうですか、今日がクラウス・ノミの命日でしたか…。
彼の映画が公開されましたが観られました?
http://www.elephant-picture.jp/nomi/
ようやく私の住む九州でも上映されることになったので、
近々観てこようと思います。
投稿者 なお : 2005年08月07日 02:31