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「トリビアの泉」の本日放送分を見ていたら、「トリビアの種」というコーナーで、「心理学者が考える彼氏が浮気をしているかどうかばれない様にチェックする最も効果的なカマのかけ方は」というのをやっていた。いつも半分うたた寝しながら見ているので、具体的な説明が耳に入らぬまま、上のキャプションを見ても、はじめは意味がとれなかった。
一応、「心理学者が考える」というのは最後の「最も効果的なカマのかけ方は」につながるのだろう。問題は「彼氏が浮気をしているかどうかばれない様にチェックする」である。文の構造が曖昧な日本語では、浮気というような目立つ言葉が頭に来ると、それと意味がつながりやすい部分に修飾関係が来ると思ってしまいやすい。当然、浮気というなら「ばれない様に」とつなげてしまうのである。
当然それだと意味が通らなくなり、これは「彼が浮気をしていることをばれない様にしているのを、うまくカマをかけて真相を明らかにする方法」という事を言いたいのかな、と思ってしまう。それをあんな妙な文にするとは、企画スタッフの文章力はどうなっとるのだ、などとマユを顰めてしまっていた。でもそれはこちらの読み取り力の問題があったようで、要はばれない様にカマをかける方法と言うことなのだった。「浮気をしているかどうか」と「ばれない様に」のあいだに読点が必要ということですな。
まあそれはいいとして、心理学者たちが集まって最良の方法と断じたのが、「彼と車に乗っているとき、自分のもっているピアスなどのニセ証拠を突きつける」というものだったので、思わず「そんなことで動揺する男がこの世におるかい!」とツッコんでしまった。99.9%の男はそんなもの見せられても、「何それ。知らないよ」で済ますだろう。0.1%ぐらいは「あ、会社の行事で女の子たち送ったときのだろうな。一人なくしたと言ってたから」というような、自縄自縛コメントで破綻するかも知れないが、そりゃよっぽどのアホなので、浮気の有無にかかわらず、さっさと別れた方がよろしい。
大体ね、浮気の現場を押さえられたって、その時真っ最中でないかぎりは、何もなかったというのが人間(男女は問わないので、こう書き換えさせて頂く)というものだ。真っ最中だって、「ちょっとマネしてみただけ」でごまかせると思っていたりする。どうにもごまかせなければ居直るだけだし。虚をつかれて動揺し、思わず真実を告白してしまう人間など、心理学者の頭の中にしかいないのである。
その手のナイーブさというのは、専門家だけでなく普通の人々のイメージの中にも根強く生きているらしく、私なんかが見聞きする人間関係のトラブルでは、しばしばそういう思いこみと実際との大きなズレにショックを受ける人をみる。「あそこまで平気で嘘をいえる人間だと思っていなかった」などと、自分だって自分の利害に関することなら、かなり厚かましく嘘をいうに違いないのに、深く人間性に絶望したりするのである。
そんなわけで、本日の「トリビアの種」は明日すぐ使えるとはいい難いものだ。あの方法で彼氏が動揺しなかったからといって、浮気をしていない証拠には絶対ならないので、後で裏切られたのなんだのと泣き言をいわないように。
投稿者 webmaster : 2005年08月10日 22:47
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浮気は現行犯で無い限りごまかすべきと言うか、お願いだからごまかして派。積極的にチェックするなんて・・・面倒。
なんてったって「浮ついた気持ち」なんだから、いちいち目くじら立てていたらきりが無いし、浮気の一つや二つくらい隠し通せる自信を持って浮気(ってのも矛盾してますが)すべし。
真っ最中に「ちょっとマネしてみただけ」のシチュエーションを想像して笑ってしまいました。
こういう時に笑いをとったり、思わず納得できる返答があると、「ま、今回は見なかったことにしてやるか」と思えるんですが。
投稿者 Rico : 2005年08月11日 19:59
「浮気をしているかどうか」と「ばれない様に」のあいだに「を」を入れるのも、意味が分かりやすくなっていいかと。
ふと思ったので書き込みました^^;
投稿者 いずる : 2005年08月11日 17:02
以前、一度リタリン排斥運動のことでメールしたものです。
私も「トリビアの泉」見ていました。私が心理学者や臨床心理士、その他の心理技術者を信用できない理由。彼らは、勉強のできる人たちだろうと思う。それは否定しないが、心というものを理屈で説明しようという習性がある。心理テストなんかやったりして。
私の愛読書、アランの「幸福論」の一番はじめの話に、「名馬ブケファルス」というのがある。その書き出し。
「幼い子供が泣いてどうにもなだめられない時には、乳母はよくその子の性質や好き嫌いについてこの上なく巧妙な仮説を立てるものだ。遺伝までひっぱり出してこの子はお父さんの素質を受けついでいるのだと考えたりする。そんなお手製の心理学にふけり続けているうちに、乳母はピンを見つけたりする。そのピンが幼い子供を泣かせた本当の原因だったのである。」
精神分析的な心理療法は、これとよく似ているように思う。
カウンセラーに捉まって、何百万円も使って一つもよくならず、泣き寝入りした強迫神経症者を私は知っている。
カウンセリングには、成功報酬制を取り入れるべきだと私はかねがね思っている。保険もきかないので、その出費たるや大変なものである。「治ってなんぼ」なのではないだろうか。当然医者にもいえることだが・・・。
投稿者 山口慎吉 : 2005年08月11日 16:36
番組冒頭でも言ってるように元々トリビアの定義は「生きている上で何の役にも立たない知識」で、明日すぐ使えるトリビアというのは話のネタとして使用することを指していたはず。
実際の浮気の判定に使えたらそれは役に立つ知識であってトリビアではないのでは?とか思いながら眺めてました。
しかし現実には通用しないとなるとなんだかもうどこを突っ込んでいいやら。
投稿者 焔 : 2005年08月11日 12:50