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八月も下旬に入ったというのに、妙に暑い日が続くので、さすがに夏好きの私もいい加減バテ気味になってしまう。こういうときにはエスニック系ディナーで土曜の夜を過ごそうと、フリーペーパーなどを掻き集めて手頃な店を物色する。私の住んでいる街は、この不景気時代にあっても、地方都市としては結構にぎわいが維持されている方ではあるのだが、こと食い物の店に関していえば圧倒的にバリエーションが少ない。
若者が一杯集まる店は山ほどあるが、そのほとんどが居酒屋の範疇なのである。たまにはちょっと見栄をはろうと思っても、昔からの割烹とか、えらく古典的な中華料理やフレンチの店がわずかにあるに過ぎず、しかもそれらがすべて今ひとつである。和食ならまだ選択の幅があるとはいえ、そもそも、そばとか刺身なんか、どこがうまいか判らんのだよね、私は。
そんなわけで、アジア系エスニック料理の店ならあるだろうと、必死に情報誌やネットを探したのだが、不思議なことにプロサッカーチームまであるこの街には、そうした店が一軒しかなく、しかもそこは今「夏休み」なのであった。以前、殊能センセーのサイトにあった、おぎやはぎのコントを思い出したよ、ホント。
仕方がないので、近所の韓国焼肉店に行き、やけくそのようにハラミを詰め込み、石焼きビビンパに山のようにコチジャンを放り込んで大汗かいて平らげたら、結構満足してしまったのがちょっと悲しい。焼肉とエスニック料理は昭和40年代へと時計を戻す効果があるのだなと、妙に納得してしまった夕べなのであった。
投稿者 webmaster : 2005年08月20日 22:24
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