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2005年08月22日  リベンジ・ドレス [夢]

余丁町散人夫子のこんな文章を読んだせいなのか、妙な夢を見た。

昔、一緒に仕事したと自称する女性から電話があり、ちょっとヒマが出来たので、久しぶりに会いたいとのこと。そういわれてもこちらには全く覚えがない人で、なんか一種の詐欺ではないかと不安になりつつも、オヤジ世代のいやらしさ、ホイホイと約束の場所に出かけていくのである。

待ち合わせ場所であるJR線の改札口に時間通りに現れた女性は、えらく露出度が高めの黒いドレスを着ていた。田舎のベッドタウンに向かう地方路線とはまるでそぐわない格好の女性と向かい合う私に、通勤客たちは怪訝な視線を向けて通り過ぎていく。

「久しぶりやん。全然かわらへんね」と、身体のラインが強調され、大きく胸もとの開いたドレスを着たその女性は、私に駆け寄りながらこぼれるような笑みを向けてくる。そちら様こそ、と言おうと思うのだが、こちらはその女性に全く記憶がない。黒木瞳と山田花子を素材に、巧みに再構成したようなその人の、名前すら思い出さないのだ。

彼女はそんなことには全くかまわず、矢継ぎ早に話しかけてくる。「あれから色々あってね。マスコミと金融関係の仕事してたんよ。独立したり、ついでに旦那と別れたり」、そういって彼女は意味ありげな視線を私に向けるのである。「あんたは昔と同じやろね。やっぱり朝から晩まで病院暮らし?」、まあそういったところです、ところで今日はどういった御用件で?「ちょっと仕事が一段落やし、羽のばそうと思うてな。ちょっと言いたいことのある相手もおるし」。はあ、それは大変ですね、ご健闘のほどを、それでは今日はお久しぶりでした。

そう逃げようとするのだが、彼女は許してくれない。「おもろい冗談やね。それで済むとおもてるわけや。あんたはいつもそうなんや。自分の事ばっかりで、人のことなんか何にも考えてへん」。いや、そういわれますが、現にあなただって私がどう思っているかも気にしていないわけで、大体、私はあなたがどなたであるかも存じておらないのです。

「私を知らんやて?」、彼女は急に元気をなくしてしまう。「そうか、知らんのか……」そのまま雑踏に紛れていく彼女の背中を眺めながら、あの女性は自分の選ばなかった運命と人生の象徴だったんだなと知る。そして、自分が生き続けていく時に、いつも間違いが続く理由さえ納得していたのだった。

投稿者 webmaster : 2005年08月22日 22:25

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コメント

もちろん吉本のほう。

投稿者 Webmaster : 2005年08月24日 23:58

どっちの山田花子なんでしょうか。

投稿者 rna : 2005年08月24日 18:32

>黒木瞳と山田花子を素材に、巧みに再構成したようなその人


(´・ω・`)ソウゾウデキヘンガナ

投稿者 jhvdふvhkldm : 2005年08月23日 15:35