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アジア各国の妙な日本語看板とか、変な日本語Tシャツロゴをあつめて、面白可笑しく紹介するようなサイトがいくつかあって人気を呼んでいるのだが、その手のオマヌケの本家といえば、英語圏に対する日本を中心とするアジアであることは間違いのない事実である。
有名どころのengrish.comなどを見れば、バカにされているのはもっぱら日本人であるのに、思わず微苦笑を禁じ得ない。その延長にあるともいえる、映画「スター・ウォーズEPIII」中国海賊版DVDのけったいな英語字幕について書かれたブログが、いま話題を呼んでいる。
ブログ管理人は仕事でバンコクと上海を往復する米国人。現地の映画館でEPIIIを見た翌日、知り合いのDVD売人からこれを買ったらしい。音声は中国語に吹き変えられていて、英語字幕も付いていると言うシロモノ。それも、元の脚本を字幕にしたのではなく、吹き替えの中国語を英訳したらしい。機械翻訳かとも思ったが、いくつかの理由でそうではないと知れる。
まずタイトルロールからして、すでにおかしい。画面には"A long time ago in a galaxy far, far away..."と出ているのに、"Long time ago the farway galaxy"である。"a"と"the"の取り違えなどを見ると、同じアジアの同朋であることがヒシヒシと伝わりますなぁ。そして、"Revenge of the sith"が"The backstroke of the west"である。復讐がテニスのショットみたいになっているのはいいとして、シスを"west"と言い換えているのが面白い。大体、シスってなんか判らんもんね。悪い奴は西洋に決まってるという、中華思想的善悪判定が背後にあるのだろう。
"May the force be with you"は"The wish power are together with you"である。他にも悪しき行いを指す動詞はみんな"f*ck"だったり(機械翻訳でないのはこの点から推測)、偉大であることは全部"big"だったりと、突っ込みどころ満載なので、ぜひ一読して頂きたい。海賊版DVDの作りにクレームつけても仕方ないとは思うものの、アングラであるからこそ、細部にこだわる姿勢というものが必要なのである。悪しき帝国を"west"と呼ぶ意気込みに、精緻な戦略と戦術を加え、五族共和の旗の下、欧米グローバリズムに抗していこうではないかと、意味不明に盛り上がるのであった。
投稿者 webmaster : 2005年08月14日 22:01
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安納金ね。パドメがアナキンに"Hi, Gold"と呼びかけるところがあって、なんでやねんと思っていたが、それで納得。
投稿者 webmaster : 2005年08月15日 07:17
こりゃー、中国語での「シス」の表記が「西斯」だからでしょう。日本語では起こらない間違いですな。
投稿者 がりゅう : 2005年08月15日 02:21
マヂレスすると、Revenge of the Sith の中国語タイトルが、「西斯的反撃」なもので、Sith を音訳したシースーを意訳したんでしょう。「斯」はどこへ行っちゃったのかわかりません。「ダース・シディアス」も「西帝(シーディー)」で片づけてるあたり、やっぱり西が悪役なのかもしれませんが。
白卜庭(パルパティーン)、安納金(アナキン)、武技族(ウーキー)、尤達大師(マスター・ヨーダ)、杜酷伯爵(ドゥーク伯爵)……これらは台湾版の訳語ですが、字面だけだと全然違う映画も想像できちゃいますね。
投稿者 風鈴' : 2005年08月14日 22:46