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2005年09月13日  偽スミルノフ教授の脳波講座 [医学・科学関連]

eeg_pro_s.jpgやあ研修医の皆さん、とりわけ自分には一生関係ないとおもっていた精神科なんかに、必修だから仕方なく回されている間の悪い研修医の皆さん、こんにちは。ニューヨーク在住の高名医学者、スミルノフ教授(偽)です。先生のことを皆さんは麻酔科だけの専門家、手術室にこもってブツブツと愚痴をこぼすのが商売の変人系医学者だと思っているようですけれど、先生はほとんどオールマイティのスーパードクターなんです。

今日はそんな先生が、「プロのための脳波の読み方」を教えてあげましょう。スーパードクターの先生が特別に教えるのだから、真面目に読むのですよ。まずド素人が必ずやる失敗例がこれです。なに?どこが失敗なんだって?そんなことも判らないのだから素人は困りますね。こんな風にページをめくるようにすると、いちいち記録紙をつまみ上げないといけないし、つなぎ目のところはうまく見られないでしょう。

プロはこうするのです。まず記録紙の前でチョキのポーズを作ります。そうして、下側の指を記録紙の裏側にいれ、二本の指で挟むようにして記録紙をつまみ上げるのです。あとは判りますね。このチョキで左側にページを送り、またそのまま右まで指をすべらせていって次のページを持ち上げるのです。こうすることで、いちいちページをつまむ動作抜きに、素早く記録紙をめくっていけるのですよ。この指送りさえ出来れば、どんなにタコな判定をしても、プロで通りますのでよく覚えておきなさい。

このやり方は先生がジョンホプキンス大学の脳外科にいたとき、独自に考案したものです。ですから向こうではみんなこうして脳波を読んでいるのですよ。あ、向こうっていっちゃったけど、もちろん先生は今もニューヨーク在住ですからね。変な誤解をしてはいけませんよ。

投稿者 webmaster : 2005年09月13日 23:48

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» プロのための脳波の読み方 from フェミニスト江戸前日記
[http://www.med-legend.com/mt/archives/2005/09/post_653.html:title] パソコンに記録して、... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2005年09月14日 22:29

» 脳波 from 心療内科庭先開業(予定)
先の話もいいんだが、今、勉強しなければならないこともけっこうある。 脳波とか画像とか。 大熊『臨床脳波学』は買ってあったんだが、実践的な本はなかった。や... [続きを読む]

トラックバック時刻: 2007年03月11日 01:31

コメント

こういうの、スキスキ!
非常に面白かったです。

ばかばかしい事を(ごめんなさい)大真面目に解説する行為ってどうして面白いんでしょうね?
こういうのもパスティーシュというのでしょうか??

昔勤めた総合病院で、とても大変だったのがレントゲンフィルムと脳波記録紙の整理でした。湿気を吸った彼らは非常に重いのです。

投稿者 医事課のねえさん。 : 2005年09月28日 23:17

>精神科の研修で「脳波を読み方」を教わるのでしょうか?

そもそも、脳波の読み方を人から教えてもらう人はまずいないでしょう。私も自分のスタイルをどうやって身につけたか忘れてしまった。Gibbs&Gibbsを自分で読んで、ハッタリのリポート書いてるうちに覚えたような。

投稿者 webmaster : 2005年09月16日 13:01

ポリグラフなど電子データ化するとよりスマートに作業できるように思っておりましたが、それほど単純な問題ではないわけですか。
脳の立体画像シミュレーションで、活動部位の色彩パターンがパカパカとリアルタイムで変化する様子など素人目には何か大層なことがなされているように映りましたが、やはり長期にわたり確立された技術を有効利用することこそ実用的なのですね。

投稿者 小狸工房 : 2005年09月15日 01:20

素人的な質問ですみません。
精神科の研修で「脳波を読み方」を教わるのでしょうか?
脳波というと、どうも神経科のイメージがあるのですが。

投稿者 スポック : 2005年09月14日 23:49

スミノルフ教授、似てるー。確かにこんな風に書きそう。中指を紙の下に差し込んだままにしておけばいいのですね。

投稿者 yoda : 2005年09月14日 23:19

ああいうアナログ的な記録から、それなりのパターンを見つけ出す作業では、今のところPCの出る幕はありません。あの紙記録をPCファイルにしても、扱いにくいだけです。インデックスがほとんど付いていない、のんべんだらりデータなので、圧縮出来る手がかりがないのです。

パターンの定式化がずっとやりやすい心電図でも、自動解析というのはそれほど信頼度が高いものではありませんし、脳波みたいにノイズがやたらに混入して、しかも情報量の方はそれほどでもないという検査ではちょっと自動解析は難しいですね。

いわゆるパワースペクトル分析とか、3D化するような方向では結構工夫されていますが、あれはほとんど何の役にもたたない余興みたいなものですし。

投稿者 Webmaster : 2005年09月14日 23:15

脳機能の視覚化に関して。

特定の疾患に起因する脳波パターンは自動的に解析されるもののように思っておりましたが、
検索結果
http://www.riken.jp/r-world/info/release/news/2005/aug/
あ、なるほどね、電子診断もそこまで自動化はされていませんか(笑)。

しかし今時紙に折れ線グラフというのは。レントゲン撮影も電子化されているというのに。
いや、今でも現役なのでしょうか。

投稿者 小狸工房 : 2005年09月14日 21:02

偉い先生は扇風機でめくるのかと思ってました。

投稿者 スポック : 2005年09月14日 16:10